遊び方

『テンボ: サバンナの生存競争(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

くり坊

『テンボ: サバンナの生存競争(TEMBO: Survival on the Savanna)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

テンボ: サバンナの生存競争とは?

テンボは、ゾウの群れを導いてサバンナを横断する1〜4人用の完全協力ゲームです。

ボードゲームの基本情報
タイトル テンボ: サバンナの生存競争(TEMBO: Survival on the Savanna)
特徴 テンボとはスワヒリ語でゾウを意味します。この協力ゲームでは、ゾウの群れを率いてサバンナを駆け巡るスリリングなサバイバルの旅に出かけます。目的地に到達することが勝利への唯一の方法ですが、その道には課題がたくさんあります。食料と水を探し、変化する地形を移動し、土地を徘徊する獰猛なライオンを避ける必要があります。 自分の番では、カードをプレイしてサバンナを拡張するか、サバンナの群れを前進させます。各カードには2つの用途があり、テーブルでの位置によってカードのプレイ方法が決まり、あなたとあなたのチームが解くための多層パズルが作成されます。群れが目的地に到着するまで、またはお腹が空いたり、山札の時間がなくなったり、ライオンに捕らえられたりして負けるまで、プレイは続きます。 決して同じ旅はありません。各ゲームには新たな課題が用意されており、群れを安全に勝利に導くための慎重な計画と継続的なコミュニケーションが求められます。
プレイ人数 1 - 4 人
プレイ時間 25 分
ゲームデザイナー Dan Halstad, Mads Fløe, Asger Aleksandrov Granerud, Daniel Skjold Pedersen
複雑さ 2
戦略 2
3
やり取り 1

※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より

スワヒリ語で「ゾウ」を意味するテンボ。プレイヤーたちは協力してゾウの群れを率い、広大なサバンナを横断して目的地を目指します。このゲームの魅力は「座席の位置によってカードの向きが固定される」という仕掛けで、手札のカードは「サバンナを建設する」か「ゾウを配置する」かの2択で使えますが、同じカードでも隣の人とは全く異なる形に見えます。

サバンナを横断するために声をかけ合いながら最善手を探す、チームの連携感が必要となるゲームです。

こんな方におすすめ!
  • チームで話し合いながら戦略を立てる協力ゲームが好きな方
  • 毎回ランダムに変わるサバンナのマップで何度でも新鮮に楽しみたい方
  • ソロやキャンペーンモードで腰を据えてじっくり遊びたい方
はり坊
はり坊

カードの使い方は『地形を作る』か『群れを進める』というシンプルなルールですが、座席によってカードの見え方が変わることで、常にチームで協力しながら考え抜く面白さが魅力です。

ライオンに追われながら6つのランドマークを巡る緊張感と、全員でゴールしたときの達成感を、ぜひ遊んで体験してみてください!

テンボ: サバンナの生存競争の遊び方

ゲームの目的

このゲームは、6つのランドマークをすべて訪れた後、目的地にゾウを移動させることが目的です。

全員が協力して、エネルギー(食料)を管理しながらゾウの群れを前進させます。サバンナにカードを配置して地形を作り、そこにゾウ駒を置いて少しずつ群れを動かしていきます。

ライオン2体の脅威をかいくぐりながら、群れのリーダーを巧みに活用して旅を完遂させましょう。無事目的地に到達すれば全員勝利となりますが、エネルギーが尽きたり、ライオンに包囲されたりすると全員敗北となる、緊張感あふれる協力ゲームです。

ゲームの準備

内容物

カード(3種類・5デッキ)
・サバンナカード:50枚(山札Ⅰ/Ⅱ/Ⅲに分配)
・リーダーカード:9枚(山札Ⅰ/Ⅱ/Ⅲに混入)
・ライオンカード:10枚(山札Ⅰ/Ⅱ/Ⅲに混入)
・開始デッキ:数枚
・サポートカード:5枚
ゾウ駒:52個(各プレイヤーカラー13個ずつ)
リーダー駒:1個
メスライオン駒:1個
オスライオン駒:1個
エネルギートークン:1個
サバンナボード:6枚
プレイヤーボード:4枚
開始ボード:1枚
目的地ボード:1枚
旅タイル:13枚
イベントタイル:20枚
ランドマークスタンド:6個
ツリースタンド(4色):4個
サポートトークン:5個

準備

プレイヤーボードとゾウの準備
各プレイヤーはプレイヤーボードと自分の色のゾウ駒を受け取ります。
(3〜4人プレイは11個、2人プレイは13個)
そのうち3個をプレイヤーボードの上(休息中のゾウ)に置き、残りはボードの横(疲弊中のゾウ)に置きます。
サバンナの構築
旅タイルを1枚選びます。(初プレイは[最初のゲーム]を推奨)
タイルに示された配置図に従い、6枚のサバンナボードをランダムな向きで並べ、
開始ボードと目的地ボードを両端に置きます。
ランドマーク・リーダー・エネルギーの配置
6個のランドマークスタンドを目的地ボードの近くに立てます。
リーダーミープルを開始ボードの指定の位置に置きます。
エネルギートークンをプレイヤー人数に対応するマスにセットします。
サバンナボードの向き調整(任意)
エネルギーを2下げることで、サバンナボードを1枚だけ好きな向きに変更できます。
ライオンの配置
旅タイルに従い、メスライオンとオスライオンを指定のサバンナボードに横向き(寝た状態)で置きます。
ツリースタンドの配置
4色のツリースタンドをすべて立てた状態で開始ボードの近くに置きます。
山札の準備
カードの裏面を見て5種類(Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/開始/サポート)に分け、それぞれシャッフルします。
・全プレイヤーが開始デッキから3枚ずつ手札に引き、残りは箱へ戻します。
・山札Ⅰ/Ⅱ/Ⅲを数字順に重ねて山札にします(Ⅰが最上)。
・難易度を選択し、サポートカードを0〜5枚山札の上に追加します。
追加した枚数と同じ数のサポートトークンを開始ボード近くに置きます。
(枚数が多いほど簡単。初プレイは5枚(最も簡単)推奨
スタートプレイヤーの決定
ランダムでスタートプレイヤーを決定します。
最初の画面は以下のようになります。

ゲームの補足説明

エネルギー

エネルギーは群れの「体力・食料」を表すリソースで、スタートボード上のエネルギートークンで管理します。0になると即座に敗北となるため、常に残量に注意が必要です。

主にリーダーカードの使用時に消費され、ツリーの完成サポートトークンの使用によって回復できます。

エネルギーの上限は12(スタートボードの最大マス)で、上限を超えて獲得することはできません。
リーダーカードの使用で通常−2消費しますが、手元に2枚重複してしまった場合は−5となります。重複しないよう気をつけましょう。

ゾウの状態(休息中/疲弊中)について

手持ちのゾウには「休息中」と「疲弊中」の2つの状態があります。

休息中のゾウ:場に配置できる状態です。
疲弊中のゾウ:そのままでは配置できません。先に休息中へ移してから使います。

効果で『+○ 休息中のゾウを得る』と書かれている場合は、疲弊中のゾウをその数だけ休息中に移すことを意味します。

サポートトークン

サポートトークンは全プレイヤー共通のリソースです。
ゲーム準備時の難易度設定で用意した枚数分(最大5個)だけ使用できます。

自分のアクション実施前に好きな数だけ使うことができ、使ったトークンはゲームから除外されます。使える効果は後述します。

ゲームの流れ

スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を実施します。
手番では、手札から1枚カードを使って以下のいずれかのアクションを実施します。

サバンナを建設する手札のカードをサバンナボードの空きエリアに置き、そのエリアの効果を実行する
ゾウを配置する手札のカードに描かれた足跡パターンに従ってゾウ駒を配置する

アクション後は手札が3枚になるまでカードを引きます。

プレイの方向について 各プレイヤーは
ゲーム開始時の座席によってプレイの方向が固定されます。
カードを出すときは左上の矢印が自分から見て向こう側に向くように置き、
原則としてカードは回転できません。(回転可のカードは例外)

サバンナを建設する

手札からサバンナカードを1枚選び、サバンナボード上の空きエリアに配置します。
配置したカードが覆ったエリアに描かれた効果を即座に実施します。

配置ルール

重ね置き不可
他のカードやランドマークエリアの上には置けません。
ただし、ライオンの下への配置は可能です。
回転不可
カードは左上の矢印が自分から見て向こう側に向くように固定します。
※BGAでは、すでに正しい向きで表示されます。
ただし、回転可アイコンのついたカードのみ自由な向きで置けます
(一度置いたら回転不可)

エリアの主な効果

エリアには以下のアイコンが描かれており、対応する効果を実施します。

アイコン効果
全プレイヤーが +2 休息中のゾウを得る。
任意の1人が +4 休息中のゾウを得る。
自分が +5 休息中のゾウを得る。
他プレイヤー1人は −2(ゾウが0〜1個でも選択可)。
自分が +3 休息中のゾウを得る。
その後、荒地を無視してゾウを1個追加配置できる。

ゾウを配置する

手札からサバンナカードを1枚選び、カード左上に描かれた足跡の形と同じ形にゾウ駒を配置します。使用したカードは捨て札になります。

配置ルール

自分の向きで配置
足跡の形は、自分が担当する向きに合わせて配置します。
ただし、回転可アイコンのあるカードは自由に回転できます
空きマスに配置
各ゾウはサバンナカードやランドマークの空きマスに置きます。
既存の駒に隣接させる
最初の1個は、すでに場にあるゾウ駒またはリーダー駒に隣接するマスでなければなりません(斜めも隣接として扱います)。
足跡の形をすべて満たす
足跡の形のゾウを同じ手番にすべて配置する必要があります。
条件を満たせない場合は、そのカードでこのアクションは実施できません

ゾウを1体配置(特別ルール)

足跡の形を使わず、サバンナカードを1枚捨てることでゾウを1個だけ配置することもできます。

サバンナのマス種類

マスにゾウを配置する際、特殊なマスに関しては、以下の処理が実施されます。

マスマスの効果
通常マス
ゾウを1個置きます。特別なルールはありません。
ツリーマス
4色(コガモ・茶・緑・赤)あり、それぞれ2マスがつながっています
両方のマスにゾウが置かれたときに『ツリー完成』となり、ツリースタンドを横に倒してエネルギーを+1します(緑のツリーのみ +2)。
すでに横になっているツリーを完成させても効果は得られません。
水域マス
ゾウを配置すると、手番プレイヤーが +3 休息中のゾウを獲得します。
獲得したゾウはその手番には使えません
荒地マス
このマスへの配置にはゾウ駒を2個消費します。
特定のカードを使う場合はこのペナルティを無視できます

ランドマークのマス

ランドマークの紫のマスをすべて埋めたとき、そのランドマークへの訪問達成となり、対応するランドマークスタンドが移動されます。

勝利のためにはすべてのランドマーク訪問が必要です。

リーダー駒をランドマークのマスに移動した場合は、全マスを埋めずにランドマークを達成することができます。

サポートトークン(アクション前に実施可)

サポートトークンはチーム共有のリソースです。

自分のアクション実施前に好きな数だけ使用でき、1個につき以下のいずれか1つを選択できます(使用したトークンはゲームから除外)。

+1 エネルギーを得る
+2 休息中のゾウを得る
次に出すカード1枚を回転させてよい
ゾウを1体配置する(荒地のペナルティを無視)
手番終了時

アクション後、手札が3枚になるまでカードを引きます
引いたカードの中にリーダーカードやライオンカードがあった場合は、それぞれの処理を実施します。

リーダーカードを引いたとき

リーダーカードは引いてもすぐには使わず、手札に保持しておきます。

次の手番以降に「サバンナを建設する」「ゾウを配置する」の代わりとして使用できます。

手持ちのリーダーカードが2枚になった場合、即座に両方を使用しなければなりません(リーダーの重複)。

リーダーカードを使うと、以下の4ステップを順番に実行します。

リーダーを移動させる
リーダー駒をいずれかのゾウ駒に隣接するマス(または現在地)へ移動させます。
・荒地のペナルティは無視します。
・移動先が水域・ツリー・ランドマークの場合は、即座にその効果を得ます
群れを回収する
全プレイヤーがサバンナに置いている自分のゾウ駒をすべて手元(疲弊中)に戻します。リーダー駒だけがサバンナに残ります
エネルギーを消費する
エネルギーを −2 下げます。
(リーダーの重複の場合は −5
ツリーをリセットする
倒れているツリースタンドをすべて立て直します

処理後、手札が3枚になるようにカードを補充します。

ライオンカードを引いたとき

ライオンカードを引いたら、即座に以下の2ステップを実施します。
その後、手札が3枚になるまで補充します。

ライオンを移動する
ライオンの状態により、対応する処理を行います。
起きているライオンの場合
最も近いゾウのいるエリアに近づくようにエリアを移動します。
ルートが複数ある場合は『ライオンコンパス』(スタートボード記載)の番号が小さいルートを優先します。
既にゾウのいるエリアにいる場合は移動しません。
寝ているライオンの場合
移動せず、起きている状態にします。
ゾウを追い払う
起きているライオンとゾウが同じエリアにいる場合、以下を実施してライオンを寝ている状態にします。
ゾウ駒がいる場合
そのエリアのゾウ駒をすべてゲームから取り除きます。
(リーダーは除く)
リーダー駒がいる場合
各プレイヤーは手元の休息中のゾウを1個ゲームから取り除きます。
同エリアにゾウがいない場合は、起きた状態のまま処理終了です。

ライオンが2匹いる場合、メスライオンを先に完全処理してから、オスライオンを処理します。

ゲームの終了条件

以下の勝利・敗北のいずれかが満たされた時点でゲーム終了です。
このゲームは完全協力型のため、全員が同時に勝つか負けるかのどちらかです。

勝利条件

以下を両方満たすことでチームの勝利となります。

ランドマークをすべて訪問する
目的地ボードの指定マスにゾウを配置する

敗北条件

以下のいずれか1つが満たされると、即座にチームの敗北となります。

エネルギーが0になった
山札が尽き、カードを引けなくなった
リーダーと2体のライオンが同じエリアにいる
誰かのゾウ駒がすべて失われた
(休息中・疲弊中・サバンナ上のゾウすべてが0)

変更可能ルール

ゲームバリアント

ゲーム開始時に「最初のゲーム」か「旅マニュアル選択」を選択できます。

好きな旅を選択することで、サバンナボードの配置が変わります。

難易度(※旅マニュアル選択のみ)

サポートカード・サポートトークンの枚数を変更できます。
枚数が多いほど簡単になります。

イベントモジュール(※旅マニュアル選択のみ)

イベントタイルをゲームに追加します。

準備

イベントタイル20枚をシャッフルして裏向きに積み重ね、目的地ボードの横に置きます。
ゲーム開始時に2枚を表向きで公開し、右側に横一列に並べます。
公開中の2枚が常にゲームに適用されます。

タイルの更新タイミング

リーダーカードが1枚以上使われるたびに、リーダー処理の後で以下を実行します。

右のタイルを捨てる(効果を発動させずに捨て札へ)
左のタイルを右にスライドさせる
スタックから新しいタイルを1枚公開し、空いた左側に置く

イベントタイルの種類

イベントタイルは以下の2種類があります。

即時効果タイルが公開されたとき、および右にスライドしたときに発動します。2枚の即時効果が競合する場合は右側のタイルを優先して解決します。
持続効果タイルの公開中、ずっと効果が続きます。2枚の持続効果が競合する場合は左側のタイルが有効とみなします。
Q
イベントタイル一覧
即時ツリースタンド(コガモ)を横倒しにする
即時ツリースタンド(緑)を横倒しにする
即時ツリースタンド(茶)を横倒しにする
即時ツリースタンド(赤)を横倒しにする
即時メスライオンが起き上がる
即時オスライオンが起き上がる
即時両方のライオンを寝転がせる
即時エネルギーを+1する
即時サポートトークンを1個ゲームから除外する
即時全プレイヤーが休息中のゾウを1個ゲームから除外する
即時全プレイヤーが休息中のゾウを2個失う
持続コガモのツリーが標準+1の代わりに+2エネルギーになる
即時茶のツリーが標準+1の代わりに+2エネルギーになる
即時赤のツリーが標準+1の代わりに+2エネルギーになる
持続水域配置で得るゾウが標準+3の代わりに+5になる
持続水域配置で得るゾウが標準+3の代わりに+0になる
持続回転可のカードが回転不可になる
持続荒地無視のカードの効果を失う
持続荒地への配置コストが標準2頭の代わりに1頭になる
持続荒地への配置コストが標準2頭の代わりに3頭になる

イベントモジュールはリーダーカードが使われるたびに状況が変わるため、予測不能な展開になります。

特にライオンが即時で起き上がるタイルゾウを失う即時効果は大きな痛手になりやすく、リーダーカードをいつ使うかがより重要な判断になります。

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