『コワンシュ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『コワンシュ(Coinche)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
コワンシュ(Coinche)とは?
コワンシュは、2チームに分かれて4人で戦うフランス伝統のトリックテイキングのゲームです。
タイトル
コワンシュ(Coinche)
プレイ人数
4 人
プレイ時間
27 分
ゲームデザイナー
複雑さ
2
戦略
3
運
3
やり取り
3
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
コワンシュは、フランスで1930年代から親しまれてきた伝統的なカードゲーム「ブロット」の入札バリエーションで、4人が2対2のチームを組み、入札(ビッド)フェーズで切り札スートを宣言しながら自チームの獲得点を予想します。
「コワンシュ!(倍返し宣言)」を駆使した駆け引きなどもなり、各ラウンドのパートナーと協力しながらチームで2000点への到達を目指す、トリックテイキングゲームです。

コワンシュは入札フェーズの駆け引きが醍醐味で、切り札スートをどれにするか、何点を宣言するか、そして「コワンシュ!」と相手に挑戦するタイミングの読み合いを楽しめることができます。
パートナーと協力しながら勝利を目指してみてください!
コワンシュ(Coinche)の遊び方
このゲームの目的は、チームで協力してトリックを取り合い、先に2000点を獲得することです。
各ラウンドでは、まず入札フェーズで一方のチームが切り札スートと目標点数を宣言し、続くカードプレイフェーズで8回のトリックを実施します。宣言チームが目標点数を達成すれば大量得点を獲得でき、失敗すれば相手チームが大量得点を得ます。
これを繰り返し、先に2000点に到達したチームが勝利です。
内容物
| ・ | トランプカード:32枚 各スート(♣クラブ・♦ダイヤ・♥ハート・♠スペード):各8枚(7〜A) |
準備
| ❶ | チーム分け 4人が2人1組の2チームに分かれます。 パートナーは向かい合う席に座ります。 |
| ❷ | カードの配布 32枚のカードをシャッフルし、各プレイヤーに8枚ずつ配ります。 |
| ❸ | スタートプレイヤーの決定 ランダムでスタートプレイヤーを決定します。 |

勝利条件が満たされるまで、各ラウンドは以下の流れを繰り返し実施します。
| ❶ | 入札フェーズ | 切り札スートと目標点数を宣言する |
| ❷ | カードプレイフェーズ | トリックテイキングを行う |
| ❸ | 得点計算 | 今回の宣言の達成/未達成を確認して得点計算を行う |
1. 入札フェーズ

スタートプレイヤーから時計回りに、各プレイヤーが「切り札スート」と「獲得目標点数」を宣言、もしくはパスを行います。
入札のルール
| ・ | 最低入札と可能な入札数 最低入札は82点です。 また、それ以上であれば10の桁刻みで上げていけます。 |
| ・ | 宣言できるスート 宣言できるスートは♥・♦・♣・♠ の4種類、もしくは切り札なし(SA)、全て切り札(TA)を選択できます。 |
| ・ | 最高入札が決定するまで続ける 誰かが既に入札している場合は、それよりも高い入札を宣言する必要があります。1人が宣言し、他全員がパスを行って、入札者が決定すればゲームが開始されます。 |
| ・ | 誰も宣言しなかった場合 誰も宣言せずにパスを行った場合は手札を配り直して次のラウンドを開始します。 |
コワンシュ
相手チームが入札した時、その『入札の宣言は達成できない』と感じた場合は『コワンシュ』と宣言して、ゲームが開始されます。
『コワンシュ』と宣言されたラウンドは、得点数が2倍になります。
2. カードプレイフェーズ

リードプレイヤーから順番に以下の流れでトリックテイキングを実施します。
トリックテイキングの流れ
| ❶ | リードカードを出す リードプレイヤーは手札から好きなカードを出します。 (このカードをリードカードと呼びます) |
| ❷ | 他のプレイヤーも順番にカードを出す 他のプレイヤーもリードカードを同じスートのカードを1枚ずつ出します。 カードを出す際は以下のルールに従います。 |
| ※手札に同じスートがあれば、そのスートを出さなければならない。 ※同じスートがない場合、手札に切り札があれば切り札を出さなければならない ※同じスートも切り札もない場合は、好きなカードを出します。 | |
| 【例外1】 パートナーが現在のトリックで最強のカードを出している場合、カットする必要はありません 【例外2】 切り札が出された場合、次のプレイヤーは同じスートがなければ、より高い切り札を持っていれば必ず出さなければなりません。 | |
| ❸ | 勝者を決定する リードカードのスートの中で、最も強いカードを配置したプレイヤーがトリックの勝者となり、場に出されたカードを全て獲得します。 |
| ❹ | リードプレイヤーを変更する トリックの勝者が次のリードプレイヤーとなり、次のトリックを開始します。 |
勝者の決定方法
勝者は以下の方法で決定します。
| 切り札スートのカードが出されている場合 |
|---|
| 切り札カードの中で最も強いカードを出したプレイヤーが勝利 |
| 切り札スートのカードが出されていない場合 |
| リードカードのスートの中で最も強いカードを出したプレイヤーが勝利 |
カードのランクの強さ・点数
切り札スートと通常スートによって、強さと得点が変わります。
強さは左側にあるランクほど、強いランクになります。
切り札スート
切り札スートの強さ・得点は以下の通りです。
| ランク | J | 9 | A | 10 | K | Q | 8 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 20点 | 14点 | 11点 | 10点 | 4点 | 3点 | 0点 | 0点 |
通常スート
切り札以外のスートの強さ・得点は以下の通りです。
| ランク | A | 10 | K | Q | J | 9 | 8 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 11点 | 10点 | 4点 | 3点 | 2点 | 0点 | 0点 | 0点 |
全部切り札
すべてのスートが切り札として扱われます。
カードのランクと得点は以下のとおりです。
| ランク | J | 9 | A | 10 | K | Q | 8 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 13点 | 9点 | 6点 | 5点 | 3点 | 2点 | 0点 | 0点 |
切り札なし
切り札スートが存在しない状態でプレイします。
カードのランクと得点は以下のとおりです。
| ランク | A | 10 | K | Q | J | 9 | 8 | 7 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 得点 | 19点 | 10点 | 4点 | 3点 | 2点 | 0点 | 0点 | 0点 |
※すべてのカードの合計点数は、最終トリックの10点を含めて162点です。
ブロット/ルブロットの宣言
切札スートのKとQを両方持っている場合、以下の流れでカードを出すことで20点を獲得できます。
| ・ | ブロットと宣言しながら切札スートのK・Qのどちらかを出す |
| ・ | その後、好きなタイミングでもう一方のカードをルブロットと宣言して出す |
3. 得点計算
全員が手札を全て出し終えたら、以下の流れで得点計算を行います。
| ・ | 入札チームが宣言を達成した場合(取得点数 ≥ 宣言点数) ・入札チーム:宣言点数 + 実際に取った得点を獲得 ・相手チーム:実際に取った得点を獲得 |
| ・ | 入札チームが宣言を達成できなかった場合(取得点数 < 宣言点数) ・入札チーム:0点 ・相手チーム:宣言点数 + 160点 |
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
いずれかのチームが2000点に達した時点
得点を多く獲得しているチームが勝利となります。
変更可能ルール
ゲームの長さ
ゲーム終了までに必要な得点を選択できます。
- クラシック (2000点)
- ハーフゲーム (1000点)
得点タイプ
得点の獲得方法を変更できます。
- 点数 + ビッド
- ビッドのみ
チーム
テーブルへの着席順によってチーム分けを指定できます。
すべてのスートが切り札 / スートによる切り札なし
このオプションをONにすると、入札フェーズで通常の切り札スートに加えて「全部切り札」または「切り札なし」を宣言できるようになります。

