『クリッツ&トリックス(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『クリッツ&トリックス(Crits & Tricks)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
クリッツ&トリックス(Crits & Tricks)とは?
クリッツ&トリックスは、ダイスと傭兵カードを組み合わせてクエストを達成していくトリックテイキングゲームです。
タイトル
クリッツ&トリックス(Crits & Tricks)
プレイ人数
2 - 4 人
プレイ時間
25 分
ゲームデザイナー
Pete Wissinger
複雑さ
2
戦略
3
運
3
やり取り
2
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
世界観はダークファンタジー風の酒場「ガターズエンド」。プレイヤーは冒険者として、クセ者揃いの仲間たちと卓上のカードゲームに興じます。6種の傭兵カードをプレイし、ダイスで各キャラクターの「強さ」を決定しながらトリックを奪い合います。
各スーツ(カードの種類)ごとに勝利条件がまったく異なるのが最大の特徴で、同じ数値でも「最高値が勝つ」「最低値が勝つ」「5に最も近い値が勝つ」と変化していきます。さらにクエストカードと全員共通のチャレンジカードの追加報酬を狙いながら、3ラウンドの全18トリックで最も多くの得点(王冠)を集めたプレイヤーが勝利します。

クリッツ&トリックスは、一味違うトリックテイキングゲームです。
カードの強さはダイスの出目で決まり、リードカードのスートによって勝利条件が変化します。さらにラウンド中2回まで使えるCRITアビリティも加わり、毎トリックごとに読み合いと駆け引きを楽しめます。
いつものトリックテイキングに新しい刺激を求めている方は、ぜひ遊んでみてください!
クリッツ&トリックス(Crits & Tricks)の遊び方
このゲームの目的は、3ラウンドを通じて最も多くの王冠を集めることです。
各ラウンドでは手札のカードとダイスを使って6回のトリックを行います。クエストカードやチャレンジカードの達成、またはバードを集めることで王冠を獲得できます。
カードの強さはダイスの出目によって決まるため、相手の出方を読んだダイス選択やカードの能力(CRITアビリティ)の活用など、状況に応じた戦略が勝敗を左右します。
3ラウンド終了時点で最も多くの王冠を持つプレイヤーが勝者です。
内容物
| ・ | 傭兵カード:48枚 |
| ・バーバリアン:8枚 ・ウィザード:8枚 ・ローグ:8枚 ・バード:8枚 ・パラディン:8枚 ・ドルイド:8枚 | |
| ・ | 王冠トークン:48枚 |
| ・価値1:10枚 ・価値½:13枚 ・価値3:8枚 ・価値10:8枚 ・その他(裏面に価値記載のトレジャー):数枚 | |
| ・ | 多面体ダイス:24個(4色セット) |
| ・各セット(6個):d4・d6・d8・d10・d12・d20 | |
| ・ | 衝立:4枚 |
| ・ | クエストカード:64枚 |
| ・ | チャレンジカード:4枚 |
準備
| ❶ | ダイスと衝立の選択 各プレイヤーは好みの色のダイスセット(6個)と衝立を1つ選びます。 |
| ❷ | 傭兵の山札を作成 使用するスートを決めて山札を作ります。※バードは常に含まれます。 ・4人プレイ:バード以外から3スーツを選び、各8枚+バード8枚をシャッフル ・3人プレイ:バード以外から3スーツを選び、各6枚+バード6枚をシャッフル 初回プレイはウィザード・ローグ・バーバリアンの組み合わせがおすすめです。 |
| ❸ | クエストカードの準備 選択したスーツのアイコンが付いていないクエストカードをすべて箱に戻します。 残ったカードをシャッフルしてデッキを作ります。 |
| ❹ | チャレンジカードの配置 チャレンジカード4枚をプレイエリアの近くに置いておきます。 |
| ❺ | 王冠の準備 王冠トークンを全員の手の届くプレイエリアの中央に置きます。 |
(クエストカード選択後)

このゲームは全3ラウンドで実施され、各ラウンドは以下の流れで実施します。
| ❶ | リードプレイヤーを決定する 最初のトリックをリードするプレイヤーを決定する |
| ❷ | ダイスを振る 各自がダイスを衝立の後ろで振る |
| ❸ | 手札を配る 傭兵カードを8枚ずつ配る |
| ❹ | クエストカードをドラフトする クエストカードを選び、3枚手元に残す |
| ❺ | 共通のチャレンジカードを公開する 全員共通のチャレンジカードを決定する |
| ❻ | トリックテイキングを行う 6回のトリックが実施されるまで、トリックテイキングを行う |
ラウンド終了後、得点計算処理を行い、次のラウンドが開始されます。
1. リードプレイヤーを決定する
最初のラウンドでは、ランダムでリードプレイヤーを決定します。
(※20面ダイスを振って、決定します)
2ラウンド目以降は、最も多くの得点を持っているプレイヤーがリードプレイヤーになります。
(同点の場合は1ラウンド目同様、ランダムで決定します)
2. ダイスを振る

各プレイヤーは、衝立の後ろで他のプレイヤーに見えないようにダイスを6個振ります。
(この出目が、カードの強さを示します)
3. 手札を配る

リードプレイヤーの右隣りのプレイヤーがディーラーとなります。
ディーラーは、各プレイヤーにカードを8枚ずつ配ります。
4. クエストカードをドラフトする

クエストカードの山札から各プレイヤーに4枚のクエストカードが配ります。
その後、以下の流れでこのラウンドで使用する3枚のクエストカードを決めます。
| ❶ | クエストカードを1枚選ぶ 手札のクエストカードから1枚を選んで、手元に確保します。 (※自分のみが確認可) |
| ❷ | 残りのクエストカードを隣に渡す 残った手札のクエストカードは隣のプレイヤーに渡します。 (ラウンド1・3は時計回り、ラウンド2は反時計回り) |
| ❸ | 4枚のクエストカードを確保するまで、❶~❷を繰り返す 受けとった手札から再度クエストカードを選び隣に渡す。 これを4枚のクエストカードを手元に置くまで、繰り返します。 |
| ❹ | 1枚捨てて、3枚のクエストカードを決定する 手元の4枚のクエストカードから1枚を捨て、このラウンドで使用する3枚のクエストカードを決定します。 |
5. 共通のチャレンジカードを公開する

共通のチャレンジカードを1枚公開します。
2ラウンド目以降は、得点が最も低いプレイヤーが全てのチャレンジカードの中から1枚選び、そのチャレンジカードが公開されます。
6. トリックテイキングを行う

トリックテイキングでは、6回のトリックで構成されます。
トリックテイキングの流れ
ダイスを全て使い切るまで、以下の流れでトリックを繰り返します。
| ❶ | リードプレイヤーがカード・ダイスをプレイする |
| リードプレイヤーが出したカードのスート(種類)によって、このトリックのリードスートと勝利条件が決まります。 | |
| ❷ | 他のプレイヤーも順番にカード・ダイスをプレイする |
| リードスートと同じスートのカードを出す必要があります(マストフォロー)。手札に同じスートがない場合は、好きなスートのカードを出せます。 | |
| ❸ | 勝利条件を満たしたプレイヤーがトリックを獲得する ❶で決まった勝利条件に従い、勝者を決定します。 |
| ❹ | クエストカードの条件を満たした場合、王冠を獲得する トリック終了後にクエストの達成条件を確認し、達成していれば王冠を受け取ります。 |
| ❺ | 勝者がリードプレイヤーとなり、次のトリックを開始する |
カード・ダイスのプレイ方法

各プレイヤーの手番では、以下の手順でカードとダイスをプレイします。
| ❶ | 手札からカードを1枚プレイする 手札にある傭兵カードを1枚選んで出します。 |
| ❷ | 衝立からダイスを1つ選んで割り当てる 選んだダイスの出目が、そのカードの値になります。 出目はそのまま使うか、1回だけ振り直すかを選べます。 |
| ❸ | カードの効果(CRITアビリティ)を使用する(任意) 手札のカードを1枚使って効果を発動できます。 スートによって効果の発動タイミングが異なります。 |
各トリックの勝敗の決定方法
リードプレイヤーが出したカードのスートによって、トリックの勝利条件が決まります。勝者は以下の順序で決定します。
| ❶ | リードスートを出したプレイヤーのみが勝利対象 リードスートと同じカードを出したプレイヤーだけが勝利できます。異なるスートを出したプレイヤーはトリックを獲得できません。 |
| ❷ | 勝利条件を満たすプレイヤーが勝利する リードスートのカードが複数出されている場合、そのスートの勝利条件(後述)を満たしているプレイヤーが勝者となります。 |
| ❸ | ダイスのサイズが大きい方が勝利する 勝利条件を満たしたカードが複数ある場合は、使用したダイスのサイズが大きい方のプレイヤーが勝ちます。(例:d4 < d6 < d8 < d10 < d12 < d20) |
| ❹ | 後の手番のプレイヤーが勝利する ダイスのサイズも同じ場合は、手番が後だったプレイヤーが勝ちます。 |
各スートの勝利条件・能力
各スートの勝利条件、能力は以下の種類があります。
![]() | バーバリアン |
|---|---|
| 勝利条件 最も高い数値を出したプレイヤーが勝つ | |
| CRITアビリティ 激昂:ダイスの値を +/− 1〜3 の範囲で調整できる (最小値・最大値の範囲内) | |
![]() | ローグ |
| 勝利条件 最も低い数値を出したプレイヤーが勝つ | |
| CRITアビリティ 隠密:手番をスキップして最後の手番になる (※カードのプレイ前に発動する) | |
![]() | ウィザード |
| 勝利条件 5に最も近い数値を出したプレイヤーが勝つ | |
| CRITアビリティ 錬成:以前に使用したダイスと現在のダイスを入れ替える (第1トリックでは使用不可) | |
![]() | バード |
| 勝利条件 宣言したスートの勝利条件に従う | |
| CRITアビリティ インプロヴァイズ:現在のダイスを最大2回まで振り直せる (最後の結果を使用) | |
![]() | パラディン |
| 勝利条件 リードプレイヤーと同じサイズのダイスを使い、かつ最も高い数値を出したプレイヤーが勝つ | |
| CRITアビリティ 防御:このトリックで数値が同じになった場合、自分が勝利する | |
![]() | ドルイド |
| 勝利条件 2番目に高い数値を出したプレイヤーが勝つ | |
| CRITアビリティ 絡みつく:すでに手番を終えた相手プレイヤー1人のダイスを強制的に振り直させる |
クエスト

トリック終了後、クエストの達成条件を確認します。
条件を満たしているプレイヤーは、達成したクエストカードを公開し、カードに記載された価値分の王冠を獲得します。
トリック獲得後の処理
勝者が決定したら、以下の処理を行います。
| ❶ | 勝者がトリックを獲得する トリックの勝者は、プレイされたカードを全て受け取り、自分の衝立の脇に裏向きで積みます。 |
| ❷ | CRITアビリティで使用したカードは衝立の前に出す 効果を使ったカードは衝立の前に表向きで置き、このラウンド中は再使用できません。 |
| ❸ | 使用したダイスは衝立の前に置く 使用したダイスはその出目のまま、衝立の前に置きます。 |
| ❹ | 達成したクエストカードは衝立の前に置く このラウンドで達成済みのクエストカードは、衝立の前に表向きで置いておきます。 |
処理が終わったら、勝者をリードプレイヤーとして次のトリックを開始します。
6回のトリックが終わるとラウンド終了となり、以下の方法で得点計算を行います。
| ❶ | バードの得点を獲得 トリックで獲得したバード1枚につき、王冠1を獲得する。 |
| ❷ | クエストカードの得点を獲得 達成したラウンド終了時のクエストカードに記載されている王冠を獲得する。 |
| ❸ | チャレンジカードの得点を獲得 チャレンジカードの条件を満たしたプレイヤーは、チャレンジカードに記載されている王冠を獲得する。複数いる場合は、対象のプレイヤー全員が獲得する。 |
得点計算を行った後、3ラウンド目でなければ、次ラウンドの準備を行います。
(3ラウンド目の場合は、ゲーム終了となります)
| ❶ | クエストカードを取り除く このラウンドで使用されたクエストカードを達成済み・未達成含めてゲームから取り除きます。 |
| ❷ | 傭兵カードを回収する 使用した傭兵カードを全て回収し、新しい山札を作成します。 |
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
3ラウンドが終了した場合
最も多くの得点(王冠)を獲得したプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は決着がつくまで追加ラウンドを行います。
2人プレイのルール変更点
2人プレイでは通常のルールから以下の変更があります。
準備時の変更点
| ❶ | 傭兵カードの準備 バード以外から3つのスートを選び、各4枚+バード6枚で山札を作成する。 (初回はウィザード・バーバリアン・ローグ推奨) |
| ❷ | クエストカードの準備 クエストの山札から「3+」表記のクエストと未使用スートのクエストを除外する。 |
| ❸ | チャレンジカードの準備 「クリエイティブ」のチャレンジカードを取り除く。 |
ゲームの流れの変更点
| ・ | クエストカードの公開 クエストカードはドラフトせず、山札から6枚のカードを公開して、全員が見えるように公開します。(共有) |
| ・ | 傭兵カードの準備 各プレイヤーに傭兵カードを8枚ずつ配り、残ったカードは裏向きのまま取り除きます。 |
| ・ | クエストの達成 クエストを達成したプレイヤーは、クエストカードに記載された王冠を獲得する。その後、達成したクエストカードを除外します。 |
| ・ | 同時にクエスト達成した場合 両プレイヤーが条件を満たしたクエストは、どちらも王冠を獲得できません。 |











