『東海道デュオ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『東海道デュオ(Tokaido Duo)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
東海道デュオ(Tokaido Duo)とは?
東海道デュオは、巡礼者・商人・絵師の3人を同時に動かして四国を旅し、3人の成果の合計点を競う2人用のダイスゲームです。
タイトル
東海道デュオ(Tokaido Duo)
プレイ人数
1 - 2 人
プレイ時間
30 分
ゲームデザイナー
Antoine Bauza
複雑さ
2
戦略
2
運
1
やり取り
0
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
舞台は日本の主要4島でいちばん小さな島、四国です。88か所の札所をめぐるお遍路で知られるこの島を、各プレイヤーは3人のキャラクターで旅します。島の外周を時計回りに歩く巡礼者、交易路をたどって商品を売り買いする商人、エリアを渡り歩いて絵を描く絵師です。
毎ターン振る3個のダイスはキャラクターごとに決まっていて、どのダイスを取るかで動かすキャラクターが決まります。自分に必要なダイスを取るか、相手に渡したくないダイスを取るか。その駆け引きが重要になります。

1回の手番でやることは「ダイスを1個選んでキャラクターを動かす」だけなので、ルールはすぐ覚えやすいです!
それでいて、3人のキャラクターがそれぞれ違う方法で点を稼ぐので、どこを伸ばすか毎回悩ましく、相手が欲しそうなダイスを読みながらプレイする駆け引きを楽しめます。
ソロモードもあるので、ひとりでじっくり練習することもできるので、ぜひ遊んでみてください!
東海道デュオ(Tokaido Duo)の遊び方
このゲームの目的は、巡礼者・商人・絵師の3人で稼いだ勝利点の合計を相手より多くすることです。
得点源はキャラクターごとに異なります。巡礼者は寺院と庭園を訪れて「信仰点」を、商人は商品を売って小判を集め「商業点」を、絵師は絵を描いて人に贈り「文化点」を稼ぎます。
毎ターン振られる3個のダイスを2人で取り合い、選んだダイスに対応するキャラクターを出目の数だけ動かします。止まった場所で効果を使い、少しずつ3人の成果を積み上げていきます。
誰かのキャラクターがゴールに到達するとゲーム終了です。そのターンの残りのダイスを使い切ってから、3人分の得点を合計して勝者を決定します。
内容物
| ・ | ゲームボード:1枚 |
| ・ | キャラクターガイド:6枚(各プレイヤー3枚) |
| ・ | キャラクターボード:6枚 |
| ・巡礼者ボード:2枚 ・商人ボード:2枚 ・絵師ボード:2枚 | |
| ・ | キャラクターのコマ:6個(紫3個・緑3個) |
| ・ | 土産屋トークン:8枚 |
| ・ | 商品トークン:26枚 |
| ・着物:5枚 ・陶器:6枚 ・人形:7枚 ・扇子:8枚 | |
| ・ | 絵画タイル:20枚(紫10枚・緑10枚) |
| ・月:6枚(紫3枚・緑3枚) ・滝:6枚(紫3枚・緑3枚) ・山:4枚(紫2枚・緑2枚) ・竹:4枚(紫2枚・緑2枚) | |
| ・ | 観光マーカー:4本(紫2本・緑2本) |
| ・ | 色マーカー:2個(紫1個・緑1個) |
| ・ | 温泉トークン:1枚 |
| ・ | 波タイル(両面):3枚 |
| ・ | 銭:20枚 |
| ・ | 小判:12枚 |
| ・ | 袋:1個 |
| ・ | 専用ダイス:3個 |
準備
| ❶ | ボードの準備 ゲームボードを2人の間に置きます。 |
| ❷ | プレイヤーの色 各プレイヤーは紫か緑を選び、その色のキャラクターボード3枚・コマ3個・絵画タイル10枚・観光マーカー2個・色マーカーを受け取ります。色マーカーはキャラクターボードの近くに置きます。 |
| ❸ | 土産屋トークンの配置 土産屋トークン8枚をシャッフルし、ボードの港町に対応する8か所へ1枚ずつ表向きに置きます。 |
| ❹ | 商品トークン 商品トークン26枚をすべて袋に入れます。 |
| ❺ | 波タイルの配置 波タイル3枚をボード上の所定の位置にランダムに置きます。 どちらの面が上でも構いません。 |
| ❻ | 温泉トークン 温泉トークンをボード上の所定の位置に置きます。 |
| ❼ | 観光マーカー 各プレイヤーは巡礼者ボードの寺院トラックと庭園トラックの「1」のマスに観光マーカーを1本ずつ置きます。 |
| ❽ | 絵画タイル 各プレイヤーは自分の絵画タイル10枚を裏向きでシャッフルし、絵師ボードのマスへ裏向きのままランダムに置きます。 |
| ❾ | 共通の置き場 銭・小判・ダイス3個をボードの横に置きます。 |
| ❿ | コマの配置 各キャラクターのコマを、ボード上の開始位置に置きます。 2人のプレイヤーはボードの反対側に座り、それぞれ自分の側の開始位置を使います。 |
| ⓫ | スタートプレイヤーの決定 ランダムでスタートプレイヤーを決定します。 |

いずれかのプレイヤーがゲーム終了条件を満たすまで、ターンを繰り返します。
各ターンでは、ダイスを3個振り、以下の順番でダイスを使用していきます。
| ❶ | 【先手】3個の内1個を選択する ダイス3個を振り、1個を選んでキャラクターを動かす |
| ❷ | 【後手】2個の内1個を選択する 残り2個から1個を選んでキャラクターを動かす |
| ❸ | 【先手】残った1個を選択する 最後の1個でキャラクターを動かす |
3個を使い終えたら、そのターンは終わりです。
次のターンは先手と後手を入れ替えて、前のターンの後手がダイスを振ります。
ダイスの選択方法

3個のダイスは、それぞれ巡礼者・商人・絵師のダイスです。
先手から順番にダイスを1個ずつ選び、対応するキャラクターを出目とちょうど同じ数だけ移動させ、止まったマスに応じた効果を実施します。
選んだダイスは、そのキャラクターのボードに配置します。
巡礼者の移動方法

巡礼者は、島の外周に並ぶ宿場を時計回りに進みます。
他のキャラクター(巡礼者か商人)がいる宿場も通過はでき、1マスとして数えます。ただし、止まる宿場にキャラクターがいる場合は、その先の空いている宿場まで進み、その宿場の効果だけを使います。
宿場(島の外周マス)の種類
宿場は以下の5種類のマスがあります。
| 宿場 | 効果 | |
|---|---|---|
![]() | 港町 | 土産屋トークンに書かれた数の銭を得る |
![]() | 寺院 | 寺院トラックの観光マーカーを1マス進める |
![]() | 庭園 | 庭園トラックの観光マーカーを1マス進める |
![]() | 海岸 | 波タイルを1枚獲得する |
![]() | 温泉 | 温泉トークンを獲得する |
港町

その港町の土産屋トークンに書かれた数(2~4)の銭を受け取ります。
この銭は自分の手元に加わり、商人の小判集めにも使用されます。
寺院・庭園

巡礼者が止まったマスに対応するトラックの観光マーカーを1マス進めます。
(寺院の場合は寺院トラック、庭園の場合は庭園トラック)
| ・ | 寺院トラックの9マス目に到達すると、ゲーム終了の条件を満たします |
| ・ | 庭園トラックの6マス目に到達すると、ゲーム終了の条件を満たします |
海岸

ボード上の波タイルを好きな1枚選び、対応するキャラクターボードに配置します。
自分のキャラクターボードにある間、波タイルの効果を実施することができます。
| ・ | 波タイルが無ければ相手から奪う ボード上に波タイルが残っていない場合は、相手が持つ波タイルを1枚奪えます。3枚とも自分が持っている場合は、何も起こりません |
| ・ | 裏面の効果は実施不可 波タイルはゲーム中に裏返せません。 ゲーム中は準備で上になった面をずっと使用します。 |
| ・ | 波タイルの効果は任意 波タイルの効果は使うかどうかを選べます |
- 波タイルの効果一覧
-
波タイルはキャラクターごとに1枚あり、表裏で効果が異なります。
波タイル 巡礼者の効果 
落ち着いた巡礼者
巡礼者を出目より1マス少なく動かしてもよい(最低1マスは動く)
急ぎ足の巡礼者
巡礼者を出目より1マス多く動かしてもよい波タイル 画家の効果 
熟練の画家
「描く」で絵画タイルを追加で1枚めくれる
ひらめく画家
「贈る」で、移動の出発・通過・到着のどのエリアのアイコンでも一致とみなせる波タイル 商人の効果 
抜け目ない商人
商品を売るとき、1個につき銭を1枚多く得る
たくましい商人
商品を引くとき1枚多く引け、商品を6個まで持てる
「たくましい商人」を失ったときに商品を6個持っていたら、すぐに1個選んで袋に戻します。
温泉

温泉トークンを獲得し、自分の前に配置します。
(ボード上にあっても、相手が持っていても受け取れます)
温泉トークンを使用すると、選んだダイスをもう一度使用でき、同じキャラクターを同じ出目でもう一度動かし、到着した場所の効果も使えます。
使い終わった温泉トークンはボードに戻します。
商人の移動方法

商人は、オレンジ色の交易路だけを通って山の町と港町の間を移動します。
出目と同じ本数の交易路をたどり、到着した町の効果を使用できます。
町の種類
商人が移動できる町の種類は、以下の2種類があります。
| 町 | 効果 |
|---|---|
| 山の町 | 商品トークンを袋から引く |
| 港町 | 商品を売却し、銭を得る |
山の町

島の中央寄りに4つあります。山の町に書かれた数(2・3・4のいずれか)だけ、商品トークンを袋から引きます。
商品トークンは以下の4種類があります。
| 着物:5枚 | 陶器:6枚 | 人形:7枚 | 扇子:8枚 |
|---|---|---|---|
| ・ | 所持できる商品は5個まで 商人ボードに置ける商品は最大5個です。 引いた直後は5個を超えても構いませんが、効果の終わりに5個になるよう選び、残りを袋に戻します。戻すのは新しく引いたものでも、もともと持っていたものでも構いません |
| ・ | 複数の商人を配置可能 山の町は、両プレイヤーの商人が同じマスに配置できます。 (町の中が2つに区切られています) |
港町

港町は島の外周に8つあります。
(※巡礼者も訪れることができるマス)
土産屋トークンに描かれた種類の商品を何個でも売却することができ、1個につきトークンに書かれた数(2~4)の銭を受け取ります。
売却した商品は袋に戻します。
| ・ | 港町に配置できるキャラクターは1人まで 港町にはキャラクターが1人しかいられません。巡礼者か商人がすでにいる港町に居る場合、商人は移動できません |
| ・ | 売却しないと銭は獲得不可 巡礼者が港町に止まったときと違い、商人は商品を売らないと銭を得られません |
絵師の移動方法

絵師は、交易路をまたいでエリアからエリアへ、出目と同じ数だけ移動します。
| ・ | 絵師は同じエリアに移動可能 両プレイヤーの絵師は、同じエリアに同時にいられます |
| ・ | 斜めの移動は不可 絵師は山の町をまたいで別のエリアに移動はできません。 交易路をまたいで隣り合っているエリアに移動します。 |
| ・ | 同じエリアの移動は不可 同じエリアを2回通れません(行って戻る動きは不可) |
絵師のアクション
移動した後に「絵を描く」か「絵を贈る」のどちらか1つを行います。
| アクション | 効果 |
|---|---|
| 絵を描く | エリアにいる他のキャラクターの数だけ絵画タイルを表にする |
| 絵を贈る | エリアのアイコンと一致する絵画タイルを1枚取り除く |
絵を描く

絵師がいるエリアにいる他のキャラクターの人数だけ、絵師ボードの裏向きの絵画タイルを表にします。
エリアを囲む宿場(外周のマス)や山の町にいるキャラクターも対象となります。
| ・ | 相手のキャラクターも対象 相手の絵師が同じエリアにいれば1人と数えます。 隣のエリアにいる絵師は数えません。 |
| ・ | 上の段から、左から右への順 絵画タイルは上の段から、左から右への順に表にします。 |
| ・ | タイルが足りない場合は全て公開 表にすべき枚数が残りの裏向きタイルより多い場合は、残りをすべて表にします。 |
贈る

絵師が到着したエリアのアイコンが、ボード上でいちばん上・いちばん左にある表向きのタイルと一致すれば、そのタイルを取り除けます。
取り除いたタイルは箱に戻します。
| ・ | 取り除く対象は一番上の左側にあるタイル 取り除けるのは、一番上にある一番左の表向きのタイルを取り除くことができます。 |
| ・ | 絵を贈れるのは1ターンに1枚のみ 1回の「贈る」で取り除けるのは1枚のみです |
| ・ | 10枚全て取り除くとゲーム終了条件を満たす 最後の1枚(10枚目)を取り除くと、ゲーム終了の条件を満たします |
以下のいずれかの条件が満たされた場合、そのターンの終了時にゲーム終了となります。
(そのターンに振ったダイスはすべて使い切ってから終了)
| ・ | 巡礼者が寺院トラックの9マス目に到達した場合 |
| ・ | 巡礼者が庭園トラックの6マス目に到達した場合 |
| ・ | 商人が6枚目の小判を置いた場合 |
| ・ | 絵師が10枚目の絵画タイルを贈った場合(絵師ボードが空になった場合) |
得点計算を行い、最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は銭を多く持っているプレイヤーの勝利です。
それでも同点なら、2人とも勝利となります。
得点計算方法
以下の得点項目の合計が、最終的な得点となります。
| 得点項目 | 得点 |
|---|---|
| 信仰点(巡礼者) | 寺院トラックの値×庭園トラックの値 |
| 商業点(商人) | 商人ボードで、いちばん右に置いた小判の上に書かれた点数 |
| 文化点(絵師) | 絵師ボードで、取り除いたタイルの跡に見えている点数のうち最も高いもの |
ソロプレイの場合
ソロモードでは、「オートマ」と呼ばれる仮想の対戦相手と戦います。
通常ルールで遊び、オートマだけが専用ルールで動きます。
オートマは紫を担当し、手番の順番もふつうのプレイヤーと同じように回ります。
オートマが受け取るのは、ここに書かれたものだけで、ここに書かれていないルールは、通常ルールがそのまま適用されます。
準備の変更点
| ❶ | キャラクターカード オートマはキャラクターボードの代わりに、キャラクターカード3枚を使います。難易度はレベル1(最も易しい)〜レベル6(最も難しい)から選びます。 初めての場合はレベル2がおすすめです。 |
| ❷ | ランクトークン 各キャラクターカードのランクトラックの「スタート」に、銭を1枚ずつ置きます。これをランクトークンと呼びます。 |
| ❸ | 得点判定用のトークン ボード中央の2つのエリアに銭を1枚ずつ、指定の港町1か所に紫の絵画タイルを1枚置きます。これらはオートマの得点判定にだけ使い、移動には影響しません。 |
| ❹ | オートマのコマ オートマのコマは、コンパスから遠い側の開始位置に置きます。 |
| ❺ | スタートプレイヤー スタートプレイヤーはランダムで決定します。 |
オートマの手番

ダイスを振ったら、テーブルの反対側に近い順にダイスを縦に並べます。
(※この並びはダイスの選択判定で同じ条件の時の優先順となります)
その後、オートマは次の順に判定してダイスを選び、対応するキャラクターを移動します。
| ❶ | 海岸に行けるなら巡礼者を選択 巡礼者のダイスで海岸に止まれ、オートマが波タイルを3枚持っていなければ、巡礼者のダイスを取って移動し、波タイルを獲得します。 |
| ❷ | ランクが上がるダイスを選択 残りのダイスを、ランクの高い順(同じなら列の上の順)に確認します。移動先でランクが上がるダイスがあれば、それを取って移動し、ランクトークンを1マス進めます。 |
| ❸ | どちらでもなければ最大の出目 最大の出目のダイス(同じなら列の上)を取り、可能なら対応するキャラクターを動かします。 |
ランクの上がり方

各キャラクターが次の場所に止まると、そのキャラクターのランクトークンが1マス進みます。
| キャラクター | ランクが上がる場所 |
|---|---|
| 絵師 | 銭が置かれていないエリア |
| 商人 | 絵画タイルが置かれていない港町 |
| 巡礼者 | 庭園・寺院、または絵画タイルが置かれていない港町 |
キャラクターのランクは、ランクトークンの先に見えている最初の数字です(波タイルが置かれたマスは飛ばします)。このランクが、そのキャラクターのダイスのランクでもあります。
波タイル

オートマの巡礼者が海岸に止まると、波タイルを獲得します。
| ・ | ボードから獲得、なければプレイヤーから獲得 ボード上に波タイルが残っていれば、その中から選びます。残っていなければ、プレイヤーの波タイルから選びます |
| ・ | 波タイル選択の優先順 選べるタイルのうち、対応するキャラクターのランクが最も高いものを獲得します(同じなら巡礼者>商人>画家) |
獲得した波タイルは、そのキャラクターのカードで、ランクトークンより先にある最初の波アイコンのマスに置きます。該当するマスがなければ、トラックの外のどこかに置きます。
ランクトークンが波タイルのあるマスに進んだら、さらに1マス進めます。その後、波タイルを取り除き、同じ方法で置き直します。
ゲーム終了条件
通常の終了条件に加えて、オートマのいずれかのランクトークンがトラックの最後のマスに到達した場合もゲーム終了です。
オートマの得点は3人のキャラクターのランクの合計で、これよりも高い得点を獲得していれば勝利となります。
同点の場合は、銭を持っていればプレイヤーの勝利です。
持っていなければ同点となります。







