『マスタッシュ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『マスタッシュ(Moustache)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
マスタッシュ(Moustache)とは?
マスタッシュは、ラウンドごとにチームが組み替わり、ルールまで増えていくチーム戦のトリックテイキングゲームです。
タイトル
マスタッシュ(Moustache)
プレイ人数
3 - 6 人
プレイ時間
28 分
ゲームデザイナー
Alexandre Aguilar, Jules Messaud
複雑さ
2
戦略
3
運
3
やり取り
3
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
ヒゲを生やした動物たちのカードを使い、全4ラウンドで戦います。毎ラウンドの最初にチームカードを配り直すので、さっきまでの味方が次のラウンドでは敵になることもあります。
ラウンドが進むたびに目標カードが1枚ずつ公開され、「2が最強」「緑の星はマイナス」といった新しいルールが積み重なっていきます。得点となるトロフィートークンは裏向きで持つため、最後の公開まで誰が勝っているのか分かりません。
チームで協力しながらも最後は自分の得点で勝ちを狙う、変わり続けるルールにみんなで振り回されて、ワイワイできるゲームです。

このゲームは、ラウンドごとにルールもチームも変わる中で、トリックテイキングを進めていくゲームです!
最初はルールがシンプルで、そこから少しずつ増えていくので、トリックテイキングに慣れていない方も遊びやすいと思います。
ひと味違うトリックテイキングを遊びたい方は、ぜひ遊んでみてください!
マスタッシュ(Moustache)の遊び方
このゲームの目的は、全4ラウンドを通してトロフィートークンの得点を最も多く集めることです。
各ラウンドの最初にチームを決め、トリックテイキングで星の描かれたカードを集めます。ラウンドの終わりに、獲得した星が多いチームがそのラウンドの勝者です。勝ったチームのプレイヤーは、全員がトロフィートークンを1枚ずつ受け取ります。
トロフィートークンの得点は、裏向きで持つため他のプレイヤーには分かりません。チームは毎ラウンド組み替わるので、最後に勝つのは個人の得点が最も高いプレイヤーです。
内容物
| ・ | 動物カード:47枚 |
| ・数字カード(0〜10の4色):44枚 ・ジョーカーカード(ユニコーン・サル・ハト):3枚 | |
| ・ | チームカード:6枚 |
| ・ | サマリーカード:6枚 |
| ・ | 目標カード:16枚 |
| ・白の目標カード ・黒の目標カード | |
| ・ | トロフィートークン:12枚(各ラウンド3枚) |
準備
| ❶ | 目標カードの準備 白と黒の目標カードから2枚ずつランダムに選び、裏向きのまま横一列に並べます。 このゲームで追加される目標は、この4枚です。 |
| 初めて遊ぶ場合、マスタッシュのマークが付いた目標カードを抜いておくのがおすすめです。 BGAでは、テーブルの設定から変更できます。 | |
| ❷ | トロフィートークンの配置 トロフィートークンを、ラウンド数が見える面(裏面)を上にして、ラウンドごとに目標カードの上へ置きます。 |
| ❸ | サマリーカードの配布 各プレイヤーにサマリーカードを1枚ずつ配ります。 |

ゲームは全4ラウンドで行い、各ラウンドは以下の流れで実施します。
| ❶ | ラウンドの準備 | 目標カードを1枚公開し、チームと手札を配ります。 |
| ❷ | トリックテイキング | 全員の手札がなくなるまで、トリックを繰り返します。 |
| ❸ | ラウンドの終了 | 星を数えて勝利チームを決め、トロフィートークンを配ります。 |
1. ラウンドの準備
ラウンドの最初に、目標カードの公開・チーム決め・手札の配布を行います。
1. 目標カードの公開

並べた目標カードのうち、裏向きで一番左にあるカードを表にします。
公開された目標はゲーム終了まで有効です。
ラウンドが進むたびに、適用される目標が1つずつ増えていきます。
- 目標カードの効果一覧
-
ルールカードは白8枚・黒8枚の全16枚です。
複数公開されているときは、左のカードから順番に処理します。白の目標カード
効果 
緑の星はマイナス
緑のカードに描かれた星は、1つにつき星1つのマイナスとして数えます。
3枚パス
ラウンドの開始時に、手札から3枚を選んで左隣のプレイヤーに渡します。右隣から渡されたカードは、自分が渡す3枚を選んでから見ます。
オレンジの星は2倍
オレンジのカードに描かれた星は、2倍として数えます。
1は星3つ
数字が1のカードは、1枚につき星3つとして数えます。
ピンクは星+1
ピンクのカードは、1枚につき星が1つ追加されます。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
ピンクは公開
手札のピンクのカードを、表向きにして自分の前に並べます。手札の一部のままですが、相手に中身を知られてしまいます。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
青が最多なら星−5
ラウンド終了時、青のカードを最も多く獲得したチームは星を5つ失います。同数の場合は、どのチームも失いません。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
8は星−3
数字が8のカードは、1枚につき星3つのマイナスとして数えます。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)黒の目標カード
効果 
2が最強
数字が2のカードは、色に関係なくトリックに勝ちます。2が複数出た場合は、色の強いほうが勝ちます。ただし、ユニコーンが出た場合はユニコーンが勝ちます。
0が出たら1枚パス
トリックの終了時、数字が0のカードが1枚でも出ていた場合、全員が手札から1枚を選んで左隣のプレイヤーに渡します。
星が少ないチームの勝ち
ラウンド終了時、星が最も少ないチームがそのラウンドの勝者になります。
最後のトリック用の伏せ札
ラウンドの開始時、全員が手札から1枚を選び、自分のチームカードの下に裏向きで置きます。このカードは、ラウンドの最後のトリックで出します。
同じ数字は捨て札
同じ数字のカードが複数出た場合、それらは勝敗判定の前に捨て札になり、判定にも獲得にも含めません。全員のカードが捨て札になった場合は、そのトリックを始めたプレイヤーが次のトリックも始めます。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
3が出たら最小が勝つ
数字が3のカードが1枚でも出たトリックでは、最も強い色のカードのうち、数字が最も小さいカードが勝ちます。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
フォローできない色が新しいリードに
リードの色を出せなかったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーが出したカードの色が新しいリードの色になります。1つのトリックの中で、リードの色が何度も変わることがあります。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
色の強さが逆転
色の強さが逆になり、青<オレンジ<ピンク<緑の順になります。
※マスタッシュのマーク付き(初回プレイでは抜く)
2. チームの決定

人数に応じたチームカードを、1枚ずつランダムに配って全員で公開します。
同じチームのカードを持つプレイヤー同士が、このラウンドのチームメイトです。
| プレイ人数 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
|---|---|---|---|---|
| チーム | 2人 対 1人 | 2人 対 2人 | 3人 対 2人 | 3人 対 3人 |
3. 手札の配布

動物カードをシャッフルし、人数に応じた枚数を各プレイヤーに配ります。
残ったカードはこのラウンドでは使わず、裏向きのまま脇に置きます。
| プレイ人数 | 3人 | 4人 | 5人 | 6人 |
|---|---|---|---|---|
| 手札の枚数 | 12枚 | 10枚 | 8枚 | 7枚 |
2. トリックテイキング

王冠のマークが付いたチームカードを持つプレイヤーが、最初のトリックのリードプレイヤーです。全員の手札がなくなるまで、以下の流れでトリックテイキングを行います。
トリックテイキングの流れ
| ❶ | リードプレイヤーがカードを出す リードプレイヤーは手札から好きなカードを1枚出します。 このカードの色がリードスートになります。 |
| ❷ | 他のプレイヤーも1枚ずつ時計回りでカードを出す 他のプレイヤーも順番にリードスートと同じスート(色)のカードを出します。 |
| リードスートの色を持っていない場合は、好きなカードを出せます。 | |
| ❹ | トリックの勝者を決定する 出されたカードの中で最も強いカードを出したプレイヤーがトリック勝者となり、場に出されたカードを全て獲得します。 |
| ❺ | 次のトリックの準備 トリック勝者がリードプレイヤーとなり、次のトリックを開始します。 |
トリックの勝者の決め方
カードの強さは、色、数字の順で決定します。
リードスートとは関係なく、場に出た中で最も強い色のカードのうち、数字が最も大きいカードが勝利します。
| 弱い | → | → | 強い |
|---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 緑(ハムスター) | ピンク(ブタ) | オレンジ(ラマ) | 青(セイウチ) |
ジョーカーの扱い(3人・5人プレイの場合)
3人・5人で遊ぶ場合は、人数の少ないチームにジョーカーカードが配られます。
| 人数 | ジョーカーの配り方 |
|---|---|
| 3人 | 1人チームのプレイヤーが、動物カード9枚とジョーカー3枚をすべて受け取ります。 |
| 5人 | 2人チームのプレイヤーが、動物カード7枚とジョーカー1枚(ランダム)をそれぞれ受け取ります。チームメイトがどのジョーカーを持っているかは分かりません。 |
ジョーカーは、リードスートの色を持っていても動物カードの代わりに出せます。
3種類あり、どれも出したトリックだけに効果があります。
| 効果 | |
|---|---|
![]() | ハト(Pigeon) トリックの終了時、場のカードをすべて捨て札にします。そのカードの星はラウンド終了時に数えません。トリックに勝ったプレイヤーは、通常どおり次のリードプレイヤーになります。 |
![]() | ユニコーン(Unicorn) ほかにどのカードが出ていても、必ずトリックに勝ちます。ただし、ハトも出ていた場合は場のカードが捨て札になります。 |
![]() | サル(Monkey) トリックの終了時、場のカードから1枚を選んで奪い、自分のチームの獲得カードに加えます。 |
3. ラウンドの終了
以下の条件が満たされたら、ラウンド終了となります。
全員の手札がすべてなくなった場合
その後、以下の流れで勝利したチームを決定してトロフィーを獲得します。
1. 勝者のチームを決定する

チームごとに、獲得したカードに描かれた星の数を合計します。
このとき、公開されている目標カードの効果も反映します。
星が最も多いチームが、そのラウンドの勝者です。
同数の場合は、王冠のチームカードを持つプレイヤーのチームが勝ちます。
2. 勝者のチームがトロフィーを獲得する

勝ったチームのプレイヤーは全員、そのラウンドのトロフィートークン3枚からランダムに1枚ずつ受け取ります。
受け取ったトークンは自分だけが確認でき、ゲーム終了まで裏向きで置いておきます。
残ったトークンは誰も見ずに箱へ戻します。
| ラウンド | ラウンドⅠ | ラウンドⅡ | ラウンドⅢ | ラウンドⅣ |
|---|---|---|---|---|
| 点数内訳 | 1点・2点・3点 | 2点・3点・4点 | 3点・4点・5点 | 4点・5点・6点 |
3. 次のラウンドを始める
「ラウンドの準備」に戻り、次のラウンドを始めます。
新しく公開した目標カードは、それまでの目標に追加して適用します。
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
4ラウンド目が終了した場合
各プレイヤーは、受け取ったトロフィートークンを公開して数字を合計します。
合計点数が最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。
変更可能ルール
目標
全ての目標カードを使用するか、初心者向けのみを使用するかを決めることができます。
拡張「カメレオン」
拡張「カメレオン」は、どの色にもなれる5つ目の動物カードと、新しい目標カードを加えることができます。
追加のカード
| ・ | カメレオンカード:11枚(0+〜10+) |
| ・ | 目標カード:4枚 |
| ・白の目標カード:2枚 ・黒の目標カード:2枚 |
カメレオンカードの使い方
カメレオンは、リードスートの色のカードとして扱います。
そのため、リードスートの色を手札に持っていても、カメレオンを出せます。
カメレオンの数字には「+」が付いています。
同じ色・同じ数字の通常のカードと並んだ場合は、カメレオンが勝ちます。
追加の目標カード
拡張の目標カードは、4枚ともマスタッシュのマーク付きです。
カメレオンの強さや、ラウンドの勝ち方を変えるカードです。
| 効果 | |
|---|---|
![]() | カメレオンは星−1(白) カメレオンのカードは、1枚につき星1つのマイナスとして数えます。 |
![]() | ちょうど3トリックで勝利(白) ラウンド終了時、ちょうど3回トリックを獲得したチームがあれば、そのチームがラウンドの勝者になります。 |
![]() | カメレオンは最強の色に(黒) カメレオンは、そのトリックで最も強いカードの色になります。 |
![]() | 2枚目のカメレオンで捨て札(黒) 1つのトリックで2枚目のカメレオンが出た時点で、その2枚のカメレオンはすぐに捨て札になります。 |












