『ナイス・トゥ・ノウ!: アニマルズ(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『ナイス・トゥ・ノウ!: アニマルズ(Nice to Know! Animals)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
ナイス・トゥ・ノウ!アニマルズとは?
ナイス・トゥ・ノウ!アニマルズは、動物学者として世界の大陸を渡り歩き、さまざまな動物を研究して得点を競うカードゲームです。
タイトル
ナイス・トゥ・ノウ!: アニマルズ(Nice to Know! Animals)
プレイ人数
2 - 6 人
プレイ時間
45 分
ゲームデザイナー
Ibrahim Halil Ciftci, Erdem Ocal
複雑さ
2
戦略
3
運
2
やり取り
1
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
HOUF Gamesが2025年に発売した作品です。185枚の動物カードには、実在する動物のイラストと、その動物の豆知識が1枚ずつ描かれています。手番では「学習」で研究経験値をため、「研究」で研究経験値を払って動物カードを手に入れます。
ただし、研究できるのは自分の駒がいる大陸の動物だけです。どの大陸へ渡り、どの動物を追いかけるかを考えながら、クエストの達成と大陸ごとのコレクションを目指します。

カードが下段に下りてきて安くなるのを待つか、ほかの人に取られる前に高くても研究するか。研究経験値のやりくりと、移動のタイミングに頭を悩ませるゲームです。
カードを手に取るたびに「へぇ」と言いたくなる豆知識が目に入り、遊んでいるうちに動物に詳しくなれるのも魅力です。クエストの条件にも豆知識が絡むので、カードをじっくり読みたくなります。
動物好きの方は、ぜひ遊んでみてください!
ナイス・トゥ・ノウ!アニマルズの遊び方
このゲームの目的は、動物を研究して、ゲーム終了時に最も多くの勝利点を獲得することです。
手番では、場のカードを捨てて研究経験値を得る「調査」か、研究経験値を払って動物カードを獲得する「研究」のどちらかを行います。研究した動物カードは、カードに書かれた勝利点のほか、肉食・草食の数や絶滅危惧マークの数、大陸ごとの枚数など、さまざまな形で得点につながります。
さらに、手元のクエストカードの条件を満たすとボーナス点が入ります。だれかが16枚目の動物を研究するか、絶滅危惧種を5枚研究すると、その時点でゲームが終わります。
内容物
| ・ | 動物カード:185枚 |
| ・ | クエストカード:33枚 |
| ・ | スポンサーフライトカード:20枚 |
| ・ | 動物コマ:9個 |
| ・ | プレイヤー補助カード:9枚 |
| ・ | 研究経験値トークン:32枚 |
| ・「1」トークン:16枚 ・「3」トークン:16枚 | |
| ・ | 青キューブ(研究動物カウンター用):1個 |
| ・ | 赤キューブ(絶滅危惧動物カウンター用):1個 |
| ・ | 黄キューブ(招待状):23個 |
| ・ | 世界地図:1枚 |
| ・ | クエスト一覧表:1枚 |
| ・ | 得点表:50枚綴り |
準備
| ❶ | 得点ルールを選ぶ 大人向けの「通常ルール」と子ども向けの「シンプルルール」の、どちらで遊ぶかを決めます。 ※BGAでは通常ルールのみ |
| ❷ | クエストカードの山札を作る クエストカードをすべてシャッフルし、裏向きの山札にします。 捨て札は、山札の下に表向きで置きます。 |
| ❸ | 動物カードの山札を作る 動物カードとスポンサーフライトカードをまとめてシャッフルし、裏向きの山札にします。 どちらの山札も、尽きたら捨て札をシャッフルして新しい山札にします。 |
| ❹ | 場を作る 動物カードの山札から9枚をめくり、表向きで3行×3列に並べます。 5~6人で遊ぶ場合は1列増やし、3行×4列にします。 |
| ❺ | 世界地図と研究経験値を用意する 場の横に世界地図を置きます。 研究経験値トークンは「1」と「3」に分けてそれぞれ山にし、ストックにします。 |
| ❻ | クエストカードを配る 各プレイヤーはクエストカードを2枚引き、1枚を選んで裏向きで手元に置きます。 もう1枚は捨て札にします。 選んだカードは自分ではいつでも見られますが、ほかのプレイヤーには秘密です。 |
| ❼ | 駒を選ぶ 各プレイヤーは好きな動物の駒と、同じ動物のプレイヤー補助カードを受け取ります。 駒はまだ地図に置きません。 |
| ❽ | カウンターを準備する 青キューブを研究動物カウンターの開始位置に、赤キューブを絶滅危惧動物カウンターの開始位置に置きます。 |
| ❾ | 招待状を置く(通常ルールのみ) 黄キューブ(招待状)を、研究動物カウンターの5・10・15・16マス目と、絶滅危惧動物カウンターの5マス目に1個ずつ置きます。 |
| ❿ | スタートプレイヤーを決める 最も最近、動物にエサをあげた人がスタートプレイヤーです。 以降は時計回りに手番を回します。 ※BGAでは、ランダムでスタートプレイヤーを決定します。 |

動物カードの見方
動物カードには、得点や研究の条件に関わる情報がまとまっています。
![]() | ❶ | 動物名 その動物の名前です。 |
| ❷ | 大陸 その動物が住んでいる大陸です。 研究するには、自分の駒が同じ大陸にいる必要があります。 「全世界」と書かれた動物は、どの大陸の動物としても扱えます。 | |
| ❸ | 豆知識 その動物にまつわる豆知識です。同じ動物でもカードごとに内容が違い、クエストの条件になることがあります。 | |
| ❹ | 身体データ 体長(尾から頭まで)、体高(足から頭まで)、体重、翼開長のうち、その動物に合ったものが書かれています。 | |
| ❺ | 枚数 名前の横にある点の数が、山札に入っている枚数です。 | |
| ❻ | 絶滅危惧マーク 悲しい顔のアイコンです。IUCNレッドリストの絶滅危惧種なら1つ、近絶滅種(深刻な危機)なら2つ付いています。 | |
| ❼ | 食性 肉食・草食のアイコンです。両方付いていれば雑食です。 | |
| ❽ | 勝利点 右上の数字です。ゲーム終了時に合計します。 |
クエストカードについて

クエストカード1枚には、上側と下側に1つずつ、合わせて2つのクエストが書かれています。
どちらにもクエスト番号と得点があります。
どの動物が条件に合うか迷ったときは、クエスト番号を使ってクエスト一覧表で確認できます。
場のカードについて

場の3行は、上から「上段・中段・下段」と呼びます。
どの段のカードを選ぶかで、得られる研究経験値と払う研究経験値が変わります。
| 段 | 学習で得る研究経験値 | 研究で払う研究経験値 |
|---|---|---|
| 上段 | 1 | 5 |
| 中段 | 2 | 3 |
| 下段 | 3 | 1 |
ゲーム終了条件が満たされるまで、各プレイヤーは以下のいずれかのアクションを実施します。
| ・ | 調査 | 場のカードを1枚捨て、カードがあった段に応じたREを得ます。 |
| ・ | 研究 | 段に応じたREを払い、動物カードを獲得します。 移動が必要な場合、大陸を移動してから研究を行う。 |
調査

場から動物カードかスポンサーフライトカードを1枚選んで捨て、そのカードがあった段に応じた研究経験値を獲得します。
研究

研究では、場のカードを1枚選び、研究経験値を支払って動物カードを獲得します。
研究のルール
| ・ | 研究経験値を支払う 動物を研究するときは、カードがある段に応じて研究経験値を支払います。 |
| ・上段:研究経験値5 ・中段:研究経験値3 ・下段:研究経験値1 | |
| ・ | 研究する動物の大陸に移動する 研究できるのは、自分のプレイヤー駒がいる大陸の動物だけです。 別の大陸の動物を研究するときは、その大陸へ駒を移動させ、移動コストとして研究経験値9を追加で支払います。 |
| ・1回目の研究は移動コスト不要 ゲーム開始時、プレイヤー駒は地図上に置かれていません。初めて研究するときは、研究する動物の大陸に駒を置きます。このとき移動コストはかかりません。 | |
| ・すでにいる大陸の動物は移動コスト不要 自分の駒がいる大陸の動物を研究する場合は、移動コストはかかりません。 | |
| ・スポンサーフライトを使えば移動コスト不要 スポンサーフライトを使う場合も、移動コストはかかりません。 | |
| ・複数の大陸・全世界の動物は大陸を選ぶ 複数の大陸に住む動物や全世界の動物は、どれか1つの大陸の動物として扱います。 ただし、全世界の動物や、駒と同じ大陸の動物を研究するときは、移動して研究は行えません。スポンサーフライトカードを一緒に獲得することもできません。 | |
| ・ | 獲得した動物は公開情報 獲得した動物カードは、表向きで手元に並べます。研究した動物カードは公開情報なので、ほかのプレイヤーからいつでも見える状態にしておきます。 |
| ・ | 獲得したあとは場のカードを補充 カードを取ったあとは、学習と同じように上のカードを下へずらし、上段に1枚補充します。 |
スポンサーフライトを使う場合

研究したい動物と同じ段にスポンサーフライトカードがあれば、移動コストを払わずに研究できます。
動物カードとスポンサーフライトカードの両方を獲得し、手元に並べます。
スポンサーフライトカードは1枚につき1点になります。
同じ動物をもう一度研究した場合

自分がすでに研究した動物をもう一度研究すると、新しいクエストカードが手に入ります。
新しく研究したカードは手元に置かず、動物カードの捨て札にします。その上でクエストカードを2枚引き、1枚を選んで手元に加え、もう1枚を捨て札にします。
研究後の処理
研究を行った後(移動して研究した場合も含む)は、次の4つを順番に確認します。
| ❶ | 研究動物カウンター(青キューブ)を進める |
| ❷ | 絶滅危惧動物カウンター(赤キューブ)を進める |
| ❸ | 招待フェイズを行う |
| ❹ | ゲームの終了条件を満たしたかを確認する |
カウンターの進め方

2つのカウンターは、全員の中での最多枚数を示しています。
| ・ | 青キューブ:研究済み動物の最多枚数 手番プレイヤーの研究済み動物が青キューブの位置を超えたら、1マス進めます。 |
| ・ | 赤キューブ:絶滅危惧種の最多枚数 絶滅危惧種(悲しい顔のアイコン)の動物を研究したとき、手番プレイヤーの絶滅危惧種の枚数が赤キューブの位置を超えたら、1マス進めます。 |
招待フェイズ

他の大陸から研究に招かれるフェイズです。青キューブが5・10・15マス目に初めて到達したときに発生し、1ゲームで最大3回起こります。
| ・ | 招待状の獲得 招待フェイズを起こしたプレイヤーは、青キューブが到達したマスの招待状を獲得します。 |
| ・ | 招待状の配置 駒が1つもない大陸すべてに、招待状を1個ずつ置きます。 |
| ・ | 招待状の回収 招待状が置かれた大陸へ駒を移動させたプレイヤーは、その大陸の招待状をすべて回収します。招待状は1個につき2点です。 |
ゲーム終了の確認
最後に、ゲームの終了条件を満たしたかを確認します。
満たしていれば、その時点でゲームが終わります。
以下のいずれかの条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
(条件が満たされたタイミングで即座にゲーム終了します)
| ・ | 青キューブが16マス目に到達した場合 |
| ・ | 誰かが絶滅危惧種を5枚研究した場合 |
得点計算を行い、最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、以下の順番で、勝者を決定します。
| ❶ | 研究経験値を多く持っているプレイヤー |
| ❷ | 招待状の多いプレイヤー |
| ❸ | スポンサーフライトカードの多いプレイヤー |
それでも決まらなければ、同点のプレイヤー全員で勝利を分け合います。
得点計算方法
各プレイヤーは、以下の得点項目の内容で、得点を計算します。
| 得点項目 | 得点 |
|---|---|
| クエスト | 達成したクエストカード(最大3枚)の、各カード片側の得点 |
| カードの勝利点 | 研究した動物カードの右上の点数の合計+スポンサーフライトカード1枚につき1点 |
| スポンサーフライト最多 | 5点 |
| 肉食最多 | 5点(雑食の動物も数える) |
| 草食最多 | 5点(雑食の動物も数える) |
| 絶滅危惧マーク最多 | 3点(アイコンの数を1つずつ数える) |
| 招待状 | 1個につき2点 |
| 2枚以上の大陸の数 | 7大陸:30点/6大陸:20点/5大陸:15点 |
| 大陸ごとの最多 | 各大陸5点(その大陸に2枚以上割り当てたプレイヤーのみ) |


