『庭師(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『庭師(Niwashi)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
庭師(Niwashi)とは?
庭師(Niwashi)は、会話を一切せずに2人で協力し、庭園タイルを重ね置きしてお題の模様を作り上げる協力ゲームです。
タイトル
庭師(Niwashi)
プレイ人数
2 人
プレイ時間
38 分
ゲームデザイナー
Gautier de Cottreau, Baptiste Laurent
複雑さ
2
戦略
3
運
3
やり取り
4
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
舞台は「なんとか寺」の庭園です。プレイヤーは新しく雇われた2人の庭師となり、季節をまたいで住職から届く注文に応えていきます。手番では3マスがつながった庭園タイルを、すでに置かれているタイルに1〜2マスだけ重ねて配置していきます。
ただし、自分が持っている目標タイルの内容を言葉やジェスチャーで伝えることは一切禁止。頼れるのはタイルの置き方と、盤面のどこにでも置ける「灯籠(とうろう)」だけです。2人だけに通じる”共通言語”を育てていく、静かで奥深い協力ゲームになっています。

言葉が使えないぶん、タイルの置き方ひとつに意味が生まれるのがこのゲームの面白さです。相手が置いた1枚を見て「これはあの形を狙っているのかも」と読み取れた瞬間の嬉しさは格別でした。
灯籠をそっと動かすだけで会話が成立したときには、思わず笑ってしまいます。同じ相手と遊ぶほど記録が伸びていく設計なので、パートナーを決めて何度も挑戦するのがおすすめです。ぜひ遊んでみてください!
庭師(Niwashi)の遊び方
このゲームの目的は、2人で協力して庭園を広げ、できるだけ多くの目標タイルを達成することです。
目標タイルには「形」と「色」の組み合わせが描かれています。庭園の中にその模様が現れると、目標タイルを公開して達成となります。2人が達成した目標タイルの合計枚数がそのまま得点になり、勝ち負けはありません。
ただし、自分の目標タイルの内容をパートナーに教えることはできません。相手の目標を完成させるのは、あくまで相手ではなく自分の役目です。
そのため「どのタイルをどこに置いたか」「灯籠をどこに向けたか」から相手の意図を読み取り、少しずつ2人の間に共通言語を作り上げていくことになります。
内容物
| ・ | 庭園タイル:62枚 |
| ・1枚に3マスの区画(プロット)が横一列に描かれています ・区画の色は5種類:冬(水色)・春(桃色)・夏(緑)・秋(橙)・砂(サンド) | |
| ・ | 目標タイル:24枚 |
| ・6種類の形 × 4色の組み合わせで構成されています ・形は5マスからなる図形(直線・L字・十字・コの字・斜めなど)です | |
| ・ | 灯籠(とうろう)トークン:1個 |
| ・ | 早見表カード:2枚 |
| ・ | ルールブック:1冊 |
| ・ | トラベルガイド:1冊 |
準備
| ❶ | 山札を作る 庭園タイルをよく混ぜ、15枚を箱に戻します。 残った47枚で山札を作り、プレイエリアの脇に置きます。 |
| ❷ | 庭園の起点を置く 山札の一番上の庭園タイルを1枚、表向きでプレイエリアの中央に置きます。 これが庭園の起点になります。 |
| ❸ | 手札を配る 各プレイヤーは庭園タイルを3枚引き、手札とします。 |
| ❹ | 川(リバー)を作る 山札の隣に庭園タイルを3枚表向きに並べ、川とします。 |
| ❺ | 捨て札置き場を用意する 川の隣に捨て札置き場のスペースを空けておきます。 |
| ❻ | 灯籠と早見表を置く 灯籠トークンと早見表カード2枚を、山札の奥に置きます。 |
| ❼ | 目標タイルを配る 目標タイルをよく混ぜ、各プレイヤーに10枚ずつ配ります。 余った4枚は中身を見ずに箱へ戻します。 |
| ❽ | 個人山札と手札を作る 各プレイヤーは受け取った目標タイルで自分専用の山札を作り、上から2枚を手札にします。 |

2人は静かに交互に手番を行います。1回の手番は次の3ステップで進み、どちらかの手札がなくなるまで続きます。
| ❶ | 目標の達成 | 条件を満たしていれば、手札の目標タイルを公開します (任意) |
| ❷ | タイル配置 or 灯籠の移動 | 庭園タイルを1枚置くか、灯籠を動かします (必ずどちらか) |
| ❸ | 手札の補充 | 手札が3枚になるように庭園タイルを補充します |
1. 目標の達成(任意)

パートナーが配置したタイルにより、自分の目標タイルが達成しているかを確認します。
目標タイルの達成条件
以下の2つを両方満たす必要があります。
| ❶ | 目標タイルの模様(形+色)が庭園上に見えていること |
| ❸ | パートナーが最後に置いた庭園タイルが、目標の模様を1マス以上を共有していること |
目標達成後の処理

達成した目標タイルは、自分の前に並べて公開します。その後、自分の目標タイルの山札が残っている場合は、山札から目標タイルを引いて補充します。
2. 庭園タイルの配置 または 灯籠の移動
手札に庭園タイルが1枚以上ある場合、「庭園タイルを1枚置く」または「灯籠を動かす」のどちらかを必ず実施します。
実施できるアクション
以下のいずれかのアクションを実施します。
| ・ | 庭園タイルを配置する | 手札から庭園タイルを1枚、庭園に重ねて置きます |
| ・ | 灯籠を移動する | 灯籠を好きな場所に動かし、手札をすべて捨てます |
庭園タイルを配置する

手札から庭園タイルを1枚選び、以下の制約を守って庭園に置きます。
| ・ | タイルは縦横のマス目に沿って(直交して)置く |
| ・ | 置いたタイルは、すでに置かれている庭園タイルの区画を1マスまたは2マス覆うこと |
灯籠を移動する

庭園タイルを置くかわりに、灯籠を動かしてパートナーにヒントを送れます。
タイルは置けませんが、そのぶん自由に「伝えたいこと」を示せる手番で、灯籠をどう使うかが、このゲームの成否を分けます。
| ❶ | 灯籠を手に取り、共有プレイエリアの好きな場所に置く |
| ❷ | 手札の庭園タイルをすべて表向きで捨て札置き場に捨てる (捨てる順番は自由) |
3. 手札の補充

手番の最後に、手札が3枚になるように庭園タイルを補充します。
補充元は直前に行った行動によって変わります。
| ・ | 異なる色を重ねて配置した場合 川にある庭園タイルから1枚を選んで、手札を補充する |
| ・ | 同じ色を重ねて配置した場合 川にある庭園タイルから1枚選ぶ、または捨て札置き場の一番上から1枚引く |
| ・ | 灯籠を移動した場合 川の庭園タイル3枚すべてを取る |
手札の補充が終わったら、山札から庭園タイルを補充して川を3枚に戻します。
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
| ・ | どちらかの手番開始時に、手札に庭園タイルが1枚もない場合 |
| ・ | 24枚すべての目標タイルが達成された場合 |
獲得した得点を確認し、チームの得点の評価を行います。
| 得点項目 | 得点 |
|---|---|
| 達成した目標タイル | 2人が達成した目標タイルの合計枚数がそのまま得点になります |
得点の評価は以下の表で確認してみてください。
| 得点の目安 | 評価 |
|---|---|
| 6〜10枚 | 初めてのパートナーとの初戦としては十分立派な結果です |
| 15枚~23枚 | 本当の意味での挑戦といえる水準です |
| 24枚(全達成) | 理論上、すべての目標タイルを達成することも可能です |

