遊び方

『クー(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

くり坊

『クー(Coup)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!

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クー(Coup)とは?

クー(Coup)は、ウソと読み合いで相手の影響力を削り取り、最後の1人として生き残ることを目指すカードゲームです。

ボードゲームの基本情報
タイトル クー(Coup)
プレイ人数 2 - 8 人
プレイ時間 8 分
ゲームデザイナー Rikki Tahta
複雑さ 1
戦略 1
運 3
やり取り 5

※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より

舞台は腐敗が進んだルネサンス期のイタリア都市国家。プレイヤーは宮廷に影響力を持つ有力者となり、公爵や刺客といった人物の力を借りて対立する相手を追い落とします。

手札はたったの2枚で、持っていない人物カードの力を「持っている」と偽って使えてしまうのが最大の特徴です。ウソを見抜けば相手の影響力を削れますが、疑いを外せば自分が影響力を失います。1ゲーム短い時間で楽しめ、7種類のアクションだけで濃密な心理戦が味わえる一作です。

こんな方におすすめ!
  • ブラフや読み合いで相手を出し抜く心理戦が好きな方
  • ルールを覚えたその場ですぐ遊べる短時間のゲームを探している方
  • 2人から8人まで、人数を選ばず盛り上がれるゲームを求めている方
はり坊
はり坊

手札はたった2枚しかないのに、駆け引きの密度がとんでもないゲームです。堂々とウソをつけば意外と通ってしまうし、疑って外せば自分が痛手を負う。この綱渡り感がクセになります。

BGAなら1戦5分なので、負けても「もう1回!」とすぐリベンジできるのが嬉しいところ。慣れてきたら派閥ルールを入れると駆け引きの幅がぐっと広がります。ぜひ遊んでみてください!

クー(Coup)の遊び方

ゲームの目的

このゲームの目的は、他のすべてのプレイヤーの影響力を失わせ、最後の1人として生き残ることです。

各プレイヤーは伏せた2枚の人物カード、すなわち「影響力」を持ってスタートします。手番ではアクションを1つだけ選んで実行し、コインを集めたり相手の影響力を削ったりします。人物カードが必要なアクションは、そのカードを持っていなくても「持っている」と宣言して使うことができます。

ただし他のプレイヤーからチャレンジ(疑い)を受け、ウソが露見すれば影響力を1つ失います。逆に本当に持っていれば、疑ったほうが影響力を失います。2枚の影響力をすべて失ったプレイヤーは脱落し、最後まで残った1人が勝者です。

ゲームの準備

内容物

・人物カード:15枚
・公爵:3枚
・刺客:3枚
・船長:3枚
・大使:3枚
・女伯:3枚
・サマリーカード:6枚
・コイン:50枚
BGAでの山札の枚数

BGAではプレイ人数によって山札の枚数が変わります。 少人数の卓では各人物3枚ずつの15枚、多人数の卓では各人物4枚ずつの20枚が使われます。

また、サマリーカードやコインは画面上に自動で表示されるため、実物のように配る必要はありません。

準備

❶山札(宮廷デッキ)の準備
すべての人物カードをシャッフルし、中央に山札として置きます。
❷手札の配布
各プレイヤーに人物カードを2枚配ります。
手札は自分だけが確認でき、伏せたまま自分の前に置きます。
この2枚が「影響力」となります。
❸初期資金の配布
各プレイヤーに2リラを渡します。所持金は常に全員へ公開されます。
2人プレイの場合、スタートプレイヤーの初期資金は1リラになります。
❹スタートプレイヤーの決定
ランダムでスタートプレイヤーを決定します。手番は時計回りに進みます。
最初の画面は以下のようになります。

ゲームの補足説明

人物カードと能力

手札に配られた2枚の人物カードは、自分の影響力となります。
自分が実行できるアクションとブロックもこの2枚で決定します。

人物カード効果
公爵(Duke)
「徴税」に必要です。ほかのプレイヤーの「援助」をブロックできます。
刺客(Assassin)
「暗殺」に必要です。
船長(Captain)
「強奪」に必要です。自分に対しての「強奪」をブロックできます。
大使(Ambassador)
「交換」に必要です。自分に対しての「強奪」をブロックできます。
女伯(Contessa)
自分に対しての「暗殺」をブロックできます。

テーブル作成時のオプション設定によって、下表のカードが置き換わります。

対象変更後効果
外交官の設定がONの場合
→外交官
「協力」に必要です。ほかのプレイヤーの「援助」をブロックできます。「徴税」は使えません。
異端審問官の設定がONの場合
→異端審問官
「交換」「審問」に必要です。自分に対しての「強奪」をブロックできます。

ゲームの流れ

手番プレイヤーがアクションを1つだけ宣言し、それに対して他のプレイヤーが反応する、という流れの繰り返しでゲームが進みます。

パスはできません。 ラウンド数の上限はなく、最後の1人が残るまで手番が時計回りに回り続けます。

❶アクションの宣言手番プレイヤーが実行したいアクションを1つ選びます。
❷他プレイヤーの応答ほかのプレイヤーが「許可」「ブロック」「チャレンジ」から選びます。
❸チャレンジの解決チャレンジはアクションやブロックより先に解決され、敗者が影響力を1つ失います。
❹アクションの解決ブロックも失敗もしなかったアクションを実行します。
❺手番の終了次のプレイヤーへ手番が移ります。

アクションの宣言

自分の番が来たら、画面左のアクション一覧から1つだけ選んで実行します。

アクションには、誰でも使える一般アクションと、特定の人物カードが必要なキャラクターアクションの2種類があります。

・ブラフ可能
キャラクターアクションは、そのカードを持っていなくても宣言できます。
ただし、誰かにチャレンジ(そのカードを持っていないと指摘)されると影響力を1つ失ってしまいます。

チャレンジを受けた時しか、本当にその人物カードを持っているのかを確認しないため、誰も疑わなければウソのまま、効果を実施できます。

アクション一覧

アクションは以下の中から選択することができます。

実行可能な
キャラクター
アクション・効果ブロック可能な
キャラクター
🪙誰でも
実行可
収入
国庫から1リラを獲得します。
ブロックもチャレンジもできません。
🎁誰でも
実行可
援助
国庫から2リラを獲得します。
公爵を主張するプレイヤーにブロックされます。
外交官の設定がONの場合
外交官を主張するプレイヤーにブロックされます。
⚔️誰でも
実行可
クー
7リラを支払い、相手プレイヤー1人の影響力を1つ失わせます。
ブロックもチャレンジもできず、必ず成功します。
💰徴税
国庫から3リラを獲得します。
ブロックできません。
⚓強奪
相手1人から2リラを奪います。相手の所持金が1リラしかない場合は1リラだけ奪います。
対象は大使または船長を主張してブロックできます。
異端審問官の設定がONの場合
対象は異端審問官または船長を主張してブロックできます。
🎲交換
山札から2枚引き、その後、手札から2枚を山札に戻す。(交換しなくても良い)
ブロックできません。
☠️暗殺
3リラを支払い、相手1人の影響力を1つ失わせます。
対象は女伯を主張してブロックできます。
外交官の設定がONの場合
🤝協力
3リラを獲得する。
そして他のプレイヤー1人に1リラを渡す。
ブロックはできない。
異端審問官の設定がONの場合
🎲交換
山札から1枚引き、その後、手札から1枚を山札に戻す。(交換しなくても良い)
ブロックできません。
🔍審問
選んだプレイヤーのカード1枚を確認する(さらにその1枚を山札のカードと強制的に交換させることもできる)。
対象は女伯を主張してブロックできます。
・10リラ以上を持っている場合
手番開始時に10リラ以上を所持しているプレイヤーは、その手番で必ず「クー」を実行しなければなりません。

他プレイヤーの応答

宣言されたアクションに対して、他のプレイヤーは「許可」「ブロック」「チャレンジ」のいずれかを選択します。

全員が許可した場合は、そのアクションはそのまま実行されます。

・ブロックとチャレンジの宣言は1人のみ
ブロックとチャレンジの宣言は1つのアクションにつき先着1名しか行えません。

ブロック

ブロック可能な特定の人物カードを持っている(と主張する)ことで、相手のアクションを無効にすることができます。

ブロックもキャラクターアクションと同じ扱いで、実際にカードを持っていなくても宣言でき、今度はそのブロックに対して「許可/チャレンジ」の判定が行われます。

・ブロックが許可された場合
対象のアクションは実行されません。
・ブロックへのチャレンジが失敗した場合
ブロックが成立し、対象のアクションは実行されません。
・ブロックへのチャレンジが成功した場合
ブロックが無効になり、対象のアクションが実行されます。
・アクションがブロックされても、すでに支払ったコストは戻ってきません。たとえば暗殺を女伯にブロックされた場合、支払った3リラは失ったままになります。

チャレンジ

特定な人物カードをが必要なアクション・ブロックが宣言された時、相手が必要な人物カードを持っていないと思った時は、チャレンジを宣言できます。

チャレンジはアクションやブロックよりも先に解決され、その結果に応じて対応する処理を実施します。

・チャレンジが成功(相手のウソが判明)
チャレンジを受けたプレイヤーが手札から1枚を公開し、その影響力を失います。宣言されたアクションは実行されず、支払ったコストは手元に戻ります。
・チャレンジが失敗(相手が本当に持っていた)
チャレンジを受けたプレイヤーは該当のカードを公開したうえで山札に戻してシャッフルし、新たに1枚を引き直します。チャレンジを行ったプレイヤーが影響力を1つ失い、その後アクションが実行されます。
・そのアクションの対象になっていないプレイヤーでもチャレンジできます。
・チャレンジに勝ったプレイヤーがカードを引き直すのは、手札の中身をほかのプレイヤーに知られたままにしないためです。影響力は減りません。
・チャレンジは宣言された直後にしか行えません。次の処理に進んでしまうと、さかのぼって疑うことはできません。

影響力の喪失と脱落

チャレンジに負けたり、クーや暗殺の対象になったりすると、影響力を1つ失います。

失うカードは自分で選んで公開し、そのまま表向きで自分の前に置かれます。
公開されたカードの能力は二度と使えません。

2枚の影響力をすべて失ったプレイヤーは、その時点でゲームから脱落します。
脱落したプレイヤーは所持金をすべて国庫に返します。

・1手番で2つの影響力を失うこともあります
暗殺へのブロックに失敗すると、1手番で影響力を2つ失って即脱落することがあります。たとえば刺客の宣言にチャレンジして外した場合、チャレンジの敗北で1つ、成立した暗殺で1つを続けて失います。女伯を持っていないのにブロックを宣言して見破られた場合も同様です。
・交渉と情報のルール
交渉や口約束は自由に行えますが、一切拘束力はありません。
ただし、手札をほかのプレイヤーに見せたり、コインの受け渡しや貸し借りはできません。(外交官の「協力」など、アクションによる支払いは除きます)

ゲームの終了条件

以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。

1人を除くすべてのプレイヤーが脱落した場合

このゲームに得点計算はありません。
最後まで影響力を残していた1人がそのまま勝者となります。

変更可能ルール

BGAではテーブル作成時に以下のオプションを設定できます。
複数を組み合わせて遊ぶこともできます。

オプション内容
派閥プレイヤーが2つの派閥に分かれ、同じ派閥の相手を攻撃できなくなります。
異端審問官「大使」の代わりに「異端審問官」を使用します。
外交官「公爵」の代わりに「外交官」を使用します。

派閥

全プレイヤーが「王党派」と「民衆派」の2つの派閥に分かれます。

2つの派閥が存在する間は、同じ派閥のプレイヤーをブロックしたり攻撃対象に選んだりできません。 ただし後述の「改宗」とチャレンジは例外で、味方に対してもいつでも行えます。

全員が同じ派閥になった場合は内輪もめとなり、この制限はなくなります。

このルールを使うと、次の2つのアクションが追加されます。

・改宗
1リラを救貧院に支払って自分の派閥を変えるか、2リラを救貧院に支払ってほかのプレイヤー1人の派閥を変えます。ブロックもチャレンジもできません。
・横領
救貧院に貯まったコインをすべて獲得します。
「公爵(外交官)ではない」と主張するアクションで、ブロックできません。
横領にチャレンジされた場合

横領にチャレンジされたプレイヤーは、手札2枚を両方とも公開します。

・公爵(外交官)が含まれていた場合(ウソ)
その1枚を失います。もう1枚は山札に戻してシャッフルし、引き直します。
・含まれていなかった場合(本当)
2枚とも山札に戻してシャッフルし、引き直します。チャレンジを行ったプレイヤーが影響力を1つ失います。

異端審問官

「大使」を「異端審問官」に置き換えるルールです。

異端審問官も自分に対しての「強奪」をブロックできますが、使えるアクションが次の2種類に変わります。

アクション効果
交換山札から1枚を引き、手札から1枚を山札に戻します(引いたカードをそのまま戻しても構いません)。ブロックできません。
審問ほかのプレイヤー1人の手札から1枚をこっそり確認します。確認後、そのカードをそのまま返すか、強制的に山札のカードと交換させるかを選べます。対象は「女伯」を主張してブロックできます。

外交官

「公爵」を「外交官」に置き換えるルールです。

外交官もほかのプレイヤーの「援助」をブロックできますが、「徴税」の代わりに次のアクションを使います。

アクション効果
協力国庫から3リラを得て、そのうち1リラをほかのプレイヤー1人に渡します。ブロックはできませんが、チャレンジの対象にはなります。

※派閥ルールと併用する場合、外交官は「横領」を実行できません。
(公爵と同じ扱いになります)

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