『アズール: シントラのステンドグラス(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
『アズール: シントラのステンドグラス(Azul: Stained Glass of Sintra)(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
アズール:シントラのステンドグラスとは?
アズール:シントラのステンドグラスは、色ガラスを集めて宮殿の窓を美しく飾っていく、タイルドラフト型のパズルゲームです。
タイトル
アズール: シントラのステンドグラス(Azul: Stained Glass of Sintra)
プレイ人数
2 - 4 人
プレイ時間
30 分
ゲームデザイナー
Michael Kiesling
複雑さ
1
戦略
3
運
3
やり取り
3
※画像・基本情報は ボードゲームアリーナ公式HP より
舞台はポルトガルの古都シントラ。プレイヤーはステンドグラス職人となり、王宮の窓にガラスをはめていきます。
アズールと同じく工房展示ボードからタイルを取り合う仕組みですが、本作ではガラス職人コマの位置が大きな意味を持ちます。ガラス職人コマは右へしか進めず、左へ戻るには手番を1回使わなければなりません。
窓を1枚仕上げるとその上の図案票が裏返り、次に集める色の並びが変わります。毎ラウンドの色ボーナスもあり、取る色・置く場所・戻るタイミングを同時に考えるのが本作の醍醐味となります。

初代アズールのタイル取りの楽しさはそのままに、「ガラス職人をどこまで進めるか」という悩みどころが加わった作品です。
右へ進むほど置ける図案票は減り、左の図案票に戻るには1手を使わなければいけません。このもどかしさが絶妙で、1手ごとにしっかり考えたくなります。
ステンドグラスの盤面がだんだん華やかになっていくのも見ていて楽しいので、ぜひ遊んでみてください!
アズール:シントラのステンドグラスの遊び方
このゲームの目的は、宮殿の窓にガラス片をはめて、最も多くの得点を獲得することです。
ゲームは全6ラウンドで進みます。各ラウンドでは、プレイヤーが順番に工房展示ボードからガラス片を取り、自分の図案票に置いていきます。図案票の5マスがすべて埋まると、ガラス片を1つ選んで真下の窓にはめ、得点を獲得します。
置ききれなかったガラス片は床に落ちて割れ、割れガラストラックで失点になります。6ラウンドが終わったら最終得点計算を行い、合計得点が最も高いプレイヤーが勝利します。
内容物
| ・ | 工房展示ボード:9枚 |
| ・ | 宮殿ボード:4枚(各プレイヤー色1枚、両面A/B) |
| ・ | 図案票:32枚(各プレイヤー色8枚、両面) |
| ・ | ガラス職人コマ:4個(各プレイヤー色1個) |
| ・ | マーカー:8個(各プレイヤー色2個) |
| ・ | ガラス片:100個(5色×各20個) |
| ・ | 得点ボード:1枚 |
| ・ | 先手プレイヤータイル:1枚 |
| ・ | 布袋:1つ |
| ・ | グラスタワー:1つ |
準備
| ❶ | 工房展示ボードの配置 プレイ人数に応じて工房展示ボードを円形に並べます。 (2人=5枚、3人=7枚、4人=9枚) |
| ❷ | 宮殿ボードの配置 各プレイヤーは自分の色の宮殿ボードを受け取ります。 全員が同じ面(A・B)を使用します。 |
| ❸ | 図案票の配置 自分の色の図案票8枚をシャッフルし、宮殿ボードの8つの尖塔の上にランダムに1枚ずつ置きます。 ※図案票の上部にあるアイコンはマスではありません。裏面の色の並びを示しています。 |
| ❹ | ジョーカー面の確認 灰色のジョーカーマスが2つある面が表になっている図案票は、裏返してジョーカー面を下に向けます。 |
| ❺ | ガラス職人コマの配置 ガラス職人コマを、いちばん左の図案票の上に置きます。 |
| ❻ | 得点ボードの準備 各プレイヤーのマーカーを、得点トラックの0と割れガラストラックの最上段に1個ずつ置きます。 |
| ❼ | ラウンドトラックの準備 5色のガラス片を1個ずつランダムな順番でⅡ〜Ⅵのマスに置きます。 残りを布袋に入れ、布袋から1個引いてIのマスに置きます。 |
| ❽ | 工房展示ボードの補充 各工房展示ボードに、布袋からランダムに引いたガラス片を4個ずつ置きます。 |
| ❾ | 先手プレイヤーの決定 ランダムで先手プレイヤーを決定します。 先手プレイヤーは先手プレイヤータイルを受け取ります。 |

ゲームは全6ラウンドです。各ラウンドは次の流れで進みます。
| ❶ | ラウンドの開始 | 先手プレイヤータイルを場の中央に置く |
| ❷ | 手番 | 全員が時計回りに、アクションを1つずつ行う |
| ❸ | ラウンドの終了 | ガラス片がなくなったら、ラウンドトラックと工房を更新する |
1. ラウンドの開始

先手プレイヤータイルを持っているプレイヤーは、それを場の中央に置きます。
その後、そのプレイヤーから手番を始め、時計回りに進めます。
2. 手番

工房展示ボードと場の中央からガラス片がすべてなくなるまで、手番を繰り返します。
アクションの種類
手番では、2種類のアクションから1つだけを選んで行います。
| ・ | 図案を追加する ガラス片を取り、図案票に置きます。 |
| ・ | ガラス職人コマを戻す ガラス職人コマを、一番左の図案票の上に戻します。 |
図案の追加する

図案を追加するアクションでは、次の3ステップを順に行います。
❶ ガラス片を取る

次のどちらかから、1色のガラス片をすべて取ります。
| ・ | 工房展示ボードから取る どれか1つの工房展示ボードから1色をすべて取ります。残ったガラス片は場の中央に移します。 |
| ・ | 場の中央から取る 場の中央にある1色をすべて取ります。 |
❷ 図案票に置く

取ったガラス片を、同じ色の空きマスに置きます。
置き方には次のルールがあります。
| ・ | 置けるのは1枚の図案票だけ 複数の図案票に分けて置くことはできません。 |
| ・ | ガラス職人コマの真下か、それより右 ガラス職人コマより左の図案票には置けません。 |
| ・ | 右に置くときはガラス職人コマも移動 ガラス職人コマより右の図案票に置く場合は、先にガラス職人コマをその図案票の上へ動かします。 |
| ・ | 置ききれない分は割れる 同じ色の空きマスが足りない場合、余ったガラス片は割れます。1個につき割れガラストラックのマーカーを1マス下げ、ガラス片はグラスタワーに入れます。 |
| ・ | ジョーカーマス 灰色のジョーカーマスには、どの色のガラス片でも1個置けます。 |
❸ 図案票の完成チェック

ガラス職人コマの真下の図案票に空きマスが残っていれば、手番は終了です。
5マスすべてが埋まっていた場合、次の3つを順に行います。
| ❶ | 色ボーナス 完成した図案票の中から、ラウンドトラックの一番上にあるガラス片と同じ色の数を数え、その数だけ得点を獲得します。 |
| ❷ | 窓にガラスをはめる 5個のうち1個を残し、4個をグラスタワーに入れます。残した1個を、その図案票の真下の窓にはめます。 |
| ❸ | 窓の得点 はめた窓の下に書かれた点数を獲得します。さらに、その窓より右にある、ガラス片が1個以上入った窓の点数もすべて獲得します。 |
❷で窓にはめるときは、窓の状態によって処理が変わります。
| ・ | 窓が空の場合(その列の1回目の完成) 窓の上側の枠マスに置き、図案票を裏返します。 ガラス職人コマはそのまま残します。 |
| ・ | 上側の枠マスが埋まっている場合(その列の2回目の完成) 下側の枠マスに置きます。これで窓が完成し、上の図案票は箱に戻します。ガラス職人コマは空いたスロットの上に残します。 |
❸の得点計算が終わったら、手番は終了です。
ガラス職人コマを戻す

ガラス片を取る代わりに、ガラス職人コマを一番左の図案票の上へ戻します。
これで手番は終了です。
| ・ | 空いたスロットには戻せない ガラス職人コマは空いたスロットの上には戻せません。左端のスロットが空いている場合は、残っている図案票のうち最も左のものの上に戻します。 |
| ・ | すでに左端にいる場合は選べない ガラス職人コマがすでに左端にいる場合、このアクションは選べません。その場合は「図案を追加する」を行います。 |
3. ラウンドの終了
以下の条件が満たされた場合、ラウンド終了となります。
工房展示ボードと場の中央の両方からガラス片がなくなった場合
ラウンドが終了したら、次の流れで次のラウンドの準備を行います。
(6ラウンド目が終了した場合はゲーム終了となり、最終得点計算に進みます)
| ❶ | ラウンドトラックの更新 ラウンドトラックの一番上のガラス片を取り除き、グラスタワーに入れます。 |
| ❷ | 工房展示ボードの補充 先手プレイヤータイルを持つプレイヤーが、各工房展示ボードに布袋からガラス片を4個ずつ置きます。 |
| 布袋が空になった場合 グラスタワーのガラス片をすべて布袋に戻し、残りの工房展示ボードを補充します。 | |
| それでも足りない場合 グラスタワーにもガラス片が残っていなければ、補充しきれないまま次のラウンドを始めます。 |
以下の条件が満たされた場合、ゲーム終了となります。
6ラウンド目が終了した場合
得点計算を行い、最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。
同点の場合は、割れガラストラックで失った点数が少ないプレイヤーが勝利します。
それでも同点なら、勝利を分け合います。
得点計算方法
ゲーム中に得た得点に、次の3つを加減します。
| 得点項目 | 得点 |
|---|---|
| 残ったガラス片 | 図案票に残っているガラス片3個につき1点 |
| 割れガラストラック | マーカーがいるマスに書かれた点数を失う |
| 宮殿ボードのボーナス | 使った面(A面/B面)に応じたボーナスを獲得する |
A面のボーナス

宮殿ボードには4つの装飾があります。
装飾ごとに、周りにある4つの枠マスのうち、ガラス片が入っている数を数えます。
| 枠マスの数 | 得点 |
|---|---|
| 4つすべて | 10点 |
| 3つ | 6点 |
| 2つ | 3点 |
| 1つ以下 | 0点 |
B面のボーナス

まず、完成した窓(上下の枠マスが両方埋まった窓)の数を数えます。
次に色を1つ選び、宮殿ボードの窓にはめたその色のガラス片の数を数えます。
この2つを掛け算した点数を獲得します。
たとえば完成した窓が3つで、黄色のガラス片が4個なら、3×4で12点です。
変更可能ルール
スコアボード
宮殿ボードはA面とB面のどちらかを選んで遊びます。
面の違いは最終得点計算のボーナスだけです。
| ・ | A面:装飾の周りの枠マスをどれだけ埋めたかで得点します |
| ・ | B面:完成した窓の数と、1色のガラス片の数を掛け算して得点します |
B面では窓に残すガラス片の色が得点に直結するため、A面より計画性が求められます。


